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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編34編

聖書日課 詩編34編(新共同訳 旧約pp.864-865)

 私がキリスト者になって間もない頃、『とにかく主をほめたたえよ』(Praise The Lord Anyway)という本を読んだ。どんな時にも主をほめたたえる中で素晴らしい主の御業が起こってくるという内容であった。

 当時は「頭では分かるけど、実際は難しいなぁ」という思いがした。しかし、確かに聖書はそう教えている。

「どのようなときも、わたしは主をたたえ/わたしの口は絶えることなく賛美を歌う。わたしの魂は主を賛美する。貧しい人よ、それを聞いて喜び祝え。わたしと共に主をたたえよ。ひとつになって御名をあがめよう」(2~4節)。

 勿論、キリスト者は一切嘆いたり悲しんだりすることはないとか、そうしてはいけないというのではない。嘆き悲しんで当然のような状況の中で、その弱さを、私と共にいて下さる主に打ち明け、依り頼み、御声を聞く。そして、主から慰めを受け、励ましを受け、力づけられる。そうした主なる神との交わりが深められる経験から「賛美」が生まれる。

 ダビデもそのような経験を語っている。

「わたしは主に求め/主は答えてくださった。脅かすものから常に救い出してくださった。主を仰ぎ見る人は光と輝き/辱めに顔を伏せることはない。この貧しい人が呼び求める声を主は聞き/苦難から常に救ってくださった。主の使いはその周りに陣を敷き/主を畏れる人を守り助けてくださった」(5~8節)。

 そして、こう勧めている。

「味わい、見よ、主の恵み深さを。いかに幸いなことか、御もとに身を寄せる人は。主の聖なる人々よ、主を畏れ敬え。主を畏れる人には何も欠けることがない。若獅子は獲物がなくて飢えても/主に求める人には良いものの欠けることがない」(9~11節)。

「主の恵み深さ」を味わいながら、主への「賛美」に満たされた日々を歩み続けたい。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの絶大な恵みと慈しみ、深い憐れみの中に置いて、御前に引き出して下さいました。

 主よ、あなたは惨めさのどん底にある私達の口から出る賛美を聞かれる方です。だから、私達はあなたに賛美を献げることが出来ます。ありのままの姿のまま、賛美を献げることを許して下さるから、私達はいつもあなたの御前に出ることが出来ます。あなたがこのままの私達を御前に引き出して下さるからです。

 そして、心折れて惨めな私達にあなたの栄光と尊厳を注いで下さいます。私達を生かすのは一方的なあなたの恵みです。

 主よ、今日も自分の状態がどんなであっても、あなたに賛美を献げることが出来るよう、助けて下さい。いつも、どんな時も、あなたを覚えていることが出来ますように。

 どうか弱っている方、心が折れて自分の力では立ちあがることが出来ないお一人お一人に語りかけて下さい。「わたしがあなたの傍にいる。わたしがあなたを助け、救う」と。あなたの栄光と尊厳をお一人お一人に満たして下さいますよう、心からお願い致します。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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