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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編119編81~88節

聖書日課 詩編119編81~88節(新共同訳 旧約p.963)

 主なる神の律法に従おうとしない「傲慢な者」が、信仰者を「絶え果てさせよう」「落とし穴を掘り」「偽りをもって」「迫害」する…。教会の歴史の中で、絶えず繰り返されてきた現実である。

「(カフ)わたしの魂は/あなたの救いを求めて絶え入りそうです。あなたの御言葉を待ち望みます。わたしの目はあなたの仰せを待って衰えました。力づけてくださるのはいつか、と申します。わたしは煙にすすけた革袋のようになっても/あなたの掟を決して忘れません。あなたの僕が長らえる日々はどれほどでしょう。わたしを迫害するものに対して/いつあなたは裁きをしてくださるのでしょう。傲慢な者はわたしに対して落とし穴を掘りました。彼らはあなたの律法に従わない者です。あなたの戒めはすべて確かです。人々は偽りをもってわたしを迫害します。わたしをお助けください。この地で人々はわたしを/絶え果てさせようとしています。どうかわたしがあなたの命令を/捨て去ることがありませんように。慈しみ深く、わたしに命を得させてください。わたしはあなたの口から出た定めを守ります」(81~88節)。

 日本でも、数十年前には、そういう迫害が国をあげて行われた。幸い、今はそのような公の迫害はない。しかし、それで人々が安心して幸せに生きるようになったかと言えば、決してそのように言える状況ではない。私達の社会は今、多くの問題を抱えて、病んでいる。

 その原因を問えば、色々な答えが返ってくることだろう。しかし、聖書の答えは明確である。主なる神を畏れ敬い、その教えに聞き従おうとしないこと、そこに原因がある。一見、平和で自由な時代であるかのように思えるこの社会に、不安や悲劇や残虐な事件が蔓延してしまっているのは、私達が主なる神への畏れと信頼を失い、主なる神の教えに聞き従おうとしないためであると聖書は教えている。

 この詩人は、激しい迫害の中で、主の「御言葉」と助けを「待ち望」んだ。「魂」「絶え入りそう」になっても、また、「煙にすすけた革袋のようになっても」、主なる神の「救いを求め」「あなたの掟を決して忘れません」と告白した。私達とこの国に、今一番必要なものは、この詩人のように、主なる神を慕い求め、その教えに聞き従って生きる人々の存在ではないか。真の平和と幸福は、ここにあるのだから。

「わたしの魂は/あなたの救いを求めて絶え入りそうです。あなたの御言葉を待ち望みます」

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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