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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 出エジプト記9章

聖書日課 出エジプト記9章(新共同訳 旧約pp.106-108)

 エジプトを襲った災いには、ファラオとエジプト人に対する警告の意味があった。それは、ファラオが頑迷になって、主の声に聞き従おうとしないことに対する戒めの声だった。

「主はモーセに言われた。『明朝早く起き、ファラオの前に立って、彼に言いなさい。ヘブライ人の神、主はこう言われた。『わたしの民を去らせ、わたしに仕えさせよ。今度こそ、わたしはあなた自身とあなたの家臣とあなたの民に、あらゆる災害をくだす。わたしのような神は、地上のどこにもいないことを、あなたに分からせるためである。実際、今までにもわたしは手を伸ばし、あなたとあなたの民を疫病で打ち、地上から絶やすこともできたのだ。しかしわたしは、あなたにわたしの力を示してわたしの名を全地に語り告げさせるため、あなたを生かしておいた』』」(13~16節)。

 ここでは更に、これらの災害は、このような「神は、地上のどこにもいないことを」ファラオに「分からせるためである」と述べられている。また、様々な災害にもかかわらず、主なる神がファラオを「生かしておいた」のは、ファラオに主なる神の「力を示し」、彼に主なる神の御名を「全地に語り告げさせるため」であるとも言われている。

 このように、主なる神は頑迷な者に忍耐をもって語りかけ、警告を与え、ご自分の力を示される御方である。それは、心頑なな者にも、主なる神を受け入れるチャンスを与えるためである。しかし、ファラオのように、たとえその人が心を頑なにしたままであっても、主なる神はご自分の「力を示し」、そのことを通して全地に御名を轟かせる。

 今、主なる神は、私達の心にも語りかけて下さっている。大切なことは、その主なる神の語りかけを聞くことである。しかし、ここに問題がある。多くの場合、私達は、主なる神の語りかける声を聞くことが出来ていないのではないか。

 イエス・キリストは、人々に向かって何度も言われた。

聞く耳のある者は聞きなさい」(マルコによる福音書4章9節、23節、7章16節、ルカによる福音書8章8節、14章35節)。

 勿論、これは聴覚のことではない。主なる神の御声を真剣に聞き取ろうとしているかどうか、そして、その御声に従おうとしているかどうかである。つまり、主に信頼し、主にのみ拠り頼んで生きる姿勢があるかどうかが問われている。

 今、私達には、主イエス・キリストの御声を聞く耳があるだろう? そして、その御声に聞き従って生きる喜びを知っているだろうか?

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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