聖書日課 詩編119編17~24節(新共同訳 旧約pp.959-960)
詩人は「傲慢な者」による「辱めと侮り」で苦しみの中にあった。彼らは「地位ある人々」でありながら、主なる神の「戒めから迷い出」て、詩人に対して謀を企てていた。
「(ギメル)あなたの僕のためにお計らいください/わたしは命を得て、御言葉を守ります。わたしの目の覆いを払ってください/あなたの律法の驚くべき力に/わたしは目を注ぎます。この地では宿り人にすぎないわたしに/あなたの戒めを隠さないでください。あなたの裁きを望み続け/わたしの魂はやつれ果てました。呪われるべき傲慢な者をとがめてください/あなたの戒めから迷い出る者を。辱めと侮りをわたしの上から払ってください/あなたの定めを守っているのですから。地位ある人々が座に就き/わたしのことを謀っていても/あなたの僕は/あなたの掟にのみ心を砕いていますように。あなたの定めはわたしの楽しみです。わたしに良い考えを与えてくれます」(17~24節)。
詩人はただ主を待ち望んでいた。主なる神の「律法の驚くべき力」に「目を注ぎ」、主なる神の「裁きを望み続け」、「魂はやつれ果て」るほどになっていた。
注意深く見ると、全ての節に、「御言葉」「律法」「裁き」「戒め」「定め」「掟」という言葉が記されている。それほど、詩人の心は主なる神の御言葉を渇望し、その教えに歩み生きることの中に人生の意味を見出していた。
主なる神の御言葉は「力」である。御言葉は、私達の魂を力づけ、「命」の泉を湧き上がらせる。だから、詩人はこう告白する。
「あなたの僕は/あなたの掟にのみ心を砕いていますように。あなたの定めはわたしの楽しみです。わたしに良い考えを与えてくれます」。
西原新生バプテスト教会
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