聖書日課 詩編119編9~16節(新共同訳 旧約p.959)
「若者」とは、必ずしも年齢的に若い人のことではない。信仰経験が乏しく、霊的に未熟な者という意味である。経験不足で未熟な信仰者が、清い歩みを続けていくために第一に必要なものは何か? それは、主なる神の「御言葉どおりに」歩むことである。
「(ベト)どのようにして、若者は/歩む道を清めるべきでしょうか。あなたの御言葉どおりに道を保つことです。心を尽くしてわたしはあなたを尋ね求めます。あなたの戒めから/迷い出ることのないようにしてください。わたしは仰せを心に納めています/あなたに対して過ちを犯すことのないように。主よ、あなたをたたえます。あなたの掟を教えてください。あなたの口から与えられた裁きを/わたしの唇がひとつひとつ物語りますように。どのような財宝よりも/あなたの定めに従う道を喜びとしますように。わたしはあなたの命令に心を砕き/あなたの道に目を注ぎます。わたしはあなたの掟を楽しみとし/御言葉を決して忘れません」(9~16節)。
そのためには、聖書の御言葉を「心に納め」、御言葉を「ひとつひとつ物語り」、御言葉の「命令に心を砕き」、その教えに「目を注」ぐことが大切である。
但し、それは決して、掟に縛られてとか、無理矢理命令されてというような、無理強いや強制ではない。この詩人もこう言っている。
「どのような財宝よりも/あなたの定めに従う道を喜びとしますように」。
「わたしはあなたの掟を楽しみとし/御言葉を決して忘れません」。
そう、主の「定め」は何よりも「喜び」である。そして、主の「掟」は「楽しみ」である。「喜び」、「楽しみ」を味わいながら歩む道が主の「道」であり、清い歩みである。決して堅苦しく憂鬱な歩みなどではない。何故なら、それは、愛の主と共に歩む道であり、主の恵みに溢れて生きる人生だからである。
西原新生バプテスト教会
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