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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編77編

聖書日課 詩編77編(新共同訳 旧約pp.911-913)

 以前「苦しい時の神頼み」であっても、主なる神に頼るのは良いことだと書いた。

 しかし、この詩の作者のように、眠ることも出来ずに、主なる神に「助けを求め」続け、夜通し「神を思い続けて呻」くようなことは、やはり本気で主なる神を信じていなければ、なかなか出来ない。

「神に向かってわたしは声をあげ/助けを求めて叫びます。神に向かってわたしは声をあげ/神はわたしに耳を傾けてくださいます。苦難の襲うとき、わたしは主を求めます。夜、わたしの手は疲れも知らず差し出され/わたしの魂は慰めを受け入れません。神を思い続けて呻き/わたしの霊は悩んでなえ果てます。[セラ あなたはわたしのまぶたをつかんでおられます。心は騒ぎますが、わたしは語りません」(2~5節)。

 長引く苦難の中で、それでも主なる神を求め続ける力は、苦しい時だけ主なる神に助けてもらおうというあり方からは出てこない。それは、私達が日常の生活の中で、どれほど主なる神への信頼を深め、主なる神との愛を培っているかがものを言う。

「わたしは主の御業を思い続け/いにしえに、あなたのなさった奇跡を思い続け/あなたの働きをひとつひとつ口ずさみながら/あなたの御業を思いめぐらします。神よ、あなたの聖なる道を思えば/あなたのようにすぐれた神はあるでしょうか。あなたは奇跡を行われる神/諸国の民の中に御力を示されました」(12~15節)。

 この詩の作者は、苦難の中で、これまで主がなされた「御業」「奇跡を思い」起こしている。それは平穏無事な日々の中で培ってきた主なる神についての知識、主なる神との絆が、いざという時に力を発揮したということであるに違いない。

 信仰とは、主なる神への信頼であり、順境の時も逆境の時も、決して切れることのない絆を生み出す力である。御言葉によって、祈りによって、日々主なる神への信頼を深め続けることが大切である。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの温かい御手に包まれ、御前に祈りを献げることが出来ますことを、心から感謝致します。

 主よ、あなたは私達を握り、決して見捨てない方。私達を取り巻く状況は決して望ましいものではありませんが、そのような時、聖書に記されているあなたの恵みの歴史に思いを巡らせます。

 自分のことしか考えない罪深い者、あなたに反抗する者、あなたを否定する者を、あなたは慈しんで見捨てませんでした。そのあなたが、今、私達の主となって下さっています。

 苦しみの中で、あなたを思い出すことが出来るよう助けて下さい。聖書に記録されている、あなたの恵みの歴史を深く知ることが出来るよう、導いて下さい。決して見捨てることのないあなたの恵みの業を、私達一人一人が個人的に体験出来るようにして下さい。

 今日も私達一人一人と共にあって下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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