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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編80編

聖書日課 詩編80編(新共同訳 旧約pp.917-919)

「神よ、わたしたちを連れ帰り/御顔の光を輝かせ/わたしたちをお救いください」。この言葉が、短い詩の中に3度も繰り返されている(4節、8節、20節)。第80編は、イスラエルの滅亡を嘆き悲しみ、神の民の回復を願い求める祈りの詩である。

「【指揮者によって。「ゆり」に合わせて。定め。アサフの詩。賛歌。】イスラエルを養う方/ヨセフを羊の群れのように導かれる方よ/御耳を傾けてください。ケルビムの上に座し、顕現してください/エフライム、ベニヤミン、マナセの前に。目覚めて御力を振るい/わたしたちを救うために来てください。神よ、わたしたちを連れ帰り/御顔の光を輝かせ/わたしたちをお救いください」(1~4節)。

 今は「その石垣も破られ」(13節)、「森の猪がこれを荒らし/野の獣が食い荒らしてい」るような状況の中で(14節)、この詩の作者は、かつて主なる神が、神の民イスラエルをエジプトにおける苦しみから救い出し、約束の地で繁栄させて下さった恵みの御業を回顧する。

「あなたはぶどうの木をエジプトから移し/多くの民を追い出して、これを植えられました。そのために場所を整え、根付かせ/この木は地に広がりました。その陰は山々を覆い/枝は神々しい杉をも覆いました。あなたは大枝を海にまで/若枝を大河にまで届かせられました」(9~12節)。

 苦難の中で、主なる神の恵みを覚えることは大切である。主なる神がどんなに恵み深く、慈しみ深い御方であるかを決して忘れないためである。確かに主なる神は怒られる。罪に対して、主なる神は激しい怒りを発せられる。しかし、それは決して主なる神の望みではない。主なる神の御心は本来、恵みであり慈しみである。

 それを決して忘れないために、いつもはっきり覚えているために、御言葉の中に記されている主なる神の沢山の恵みを発見することが必要なのではないか。そうして確認した主なる神の恵みの上に立ち、私達も、主なる神に向かってこう祈ろう。

「わたしたちはあなたを離れません。命を得させ、御名を呼ばせてください。万軍の神、主よ、わたしたちを連れ帰り/御顔の光を輝かせ/わたしたちをお救いください」(19~20節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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