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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編68編

聖書日課 詩編68編(新共同訳 旧約pp.899-901)

 第68編は、主なる神の勝利、勝利の神をたたえる詩である。主なる神が「立ち上が」る時、主なる神を憎み、「神に逆らう者」は、「蝋」「火の前に溶ける」ように「滅び去」り、「神に従う人」「誇らかに」「喜び祝って楽しむ」と言われている。

「神は立ち上がり、敵を散らされる。神を憎む者は御前から逃げ去る。煙は必ず吹き払われ、蝋は火の前に溶ける。神に逆らう者は必ず御前に滅び去る。神に従う人は誇らかに喜び祝い/御前に喜び祝って楽しむ。神に向かって歌え、御名をほめ歌え。雲を駆って進む方に道を備えよ。その名を主と呼ぶ方の御前に喜び勇め。神は聖なる宮にいます。みなしごの父となり/やもめの訴えを取り上げてくださる。神は孤独な人に身を寄せる家を与え/捕われ人を導き出して清い所に住ませてくださる。背く者は焼けつく地に住まねばならない」(2~7節)。

「みなしご」「やもめ」「孤独な人」、そして、「捕われ人」…、即ち、脇に追いやられている人々、弱さの中に取り残されて生きることを余儀なくされている人々がこの世界には存在する。

「聖なる宮にいます」主なる神は、彼らの嘆き、彼らの祈りに耳を傾け、「みなしごの父となり/やもめの訴えを取り上げ」「孤独な人に身を寄せる家を与え/捕われ人を導き出して清い所に住ま」わせて下さる。

 裏を返せば、人々が主なる神に逆らい、その教えを捨て去っている社会には、いつも脇に追いやられ、取り残され、忘れ去られてしまう人々が存在する。残念なことに、私達の社会、この世界も、そうである。

 社会制度の変革が必要かも知れない。また、教育を充実させていくことも大切だろう。しかし、どんなに頑張っても、それらはあくまでも外側からの変革に過ぎない。本当に必要なことは、人々の心が変わること、一人一人が愛の人として変えられていくことである。

「そんなこと不可能だ!」という声が聞こえてきそうである。確かに、罪ある人間には不可能である。しかし、主なる神は、御子イエス・キリストをこの世に送って下さり、私達の罪を十字架で代わりに引き受け、勝利された。主なる神が「日々、わたしたちを担い、救」って下さる。ここに真の希望が残されている。

「主をたたえよ/日々、わたしたちを担い、救われる神を。[セラ」(20節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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