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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編66編

聖書日課 詩編66編(新共同訳 旧約pp.897-898)

「網」の中に「追い込」まれ、「腰に枷をはめ」られ、おまけに人から「駆り立て」られる…、誰の人生にも、このような事態が何度かは起こるかも知れない。私達は、これを試練と呼ぶ。

 しかし、信仰者にとっての試練は、決して偶然とか運命ではない。主なる神が私達を試み、「銀を火で練るように」私達を試される。

「神よ、あなたは我らを試みられた。銀を火で練るように我らを試された。あなたは我らを網に追い込み/我らの腰に枷をはめ/人が我らを駆り立てることを許された。我らは火の中、水の中を通ったが/あなたは我らを導き出して/豊かな所に置かれた」(10~12節)。

 それ故、試練に見舞われた時、大切なことは、試練の中で主なる神を仰ぎ見、どこまでも主なる神の御心に信頼して待ち望むことである。決して狼狽えたり、落ち込んだり、或いは感情に走ったりしてはならない。そのためにも、私達は心に留めておきたいと思う。たとえ主なる神を信じていたとしても(いや、主なる神を信じているからこそかも知れない)、「火の中、水の中を通」ることがあるということを。

 しかし、そうは言っても、やはりそのようなことは考えたくもないし、耳にしたくもないと思う人もきっといることだろう。かく言う私もその一人だった。だから、それと共に是非覚えておくべきことは、主なる神はその試練の中で「わたしの祈る声に耳を傾け聞き入れて」下さる御方(19節)、「我らを導き出して/豊かな所に置かれ」る御方であるであるということである。

「『わが子よ、主の鍛錬を軽んじてはいけない。主から懲らしめられても、/力を落としてはいけない。なぜなら、主は愛する者を鍛え、/子として受け入れる者を皆、/鞭打たれるからである。』あなたがたは、これを鍛錬として忍耐しなさい。神は、あなたがたを子として取り扱っておられます。(中略)霊の父はわたしたちの益となるように、御自分の神聖にあずからせる目的でわたしたちを鍛えられるのです。およそ鍛錬というものは、当座は喜ばしいものではなく、悲しいものと思われるのですが、後になるとそれで鍛え上げられた人々に、義という平和に満ちた実を結ばせるのです」(ヘブライ人への手紙12章5~13節)。

「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます」(コリントの信徒への手紙一10章13節)。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの温かい御手の中に私達を置き、御前に引き出して下さったことを心から感謝致します。

 主よ、人々が悪意をもって私達の頭の上を越えて行く時があります。しかし、そのような時もあなたは私達を御手の中に握って下さっています。

 今ここでどのように過ごしたらよいか分からなくなる私達をあなたご自身が支えて下さい。そして、お約束の通り、「火の中、水の中を通」る私達をあなたご自身が「練り」清めて、「豊かな所に」「導き出して」下さいますよう、心からお願い致します。

 どうか、苦しみの最中にある方々を今日一日支えて下さいますように。今日には今日の恵みを注ぎ、明日には明日の恵みを備えて下さるあなたに信頼を置くことが出来ますよう、支え導いて下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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