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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編59編

聖書日課 詩編59編(新共同訳 旧約pp.892-893)

 表題に「サウルがダビデを殺そうと、人を遣わして家を見張らせたとき」とあるように、第59編は、敵の攻撃からの守りと敵の滅びを主に祈り願う詩である。

「【指揮者によって。「滅ぼさないでください」に合わせて。ダビデの詩。ミクタム。サウルがダビデを殺そうと、人を遣わして家を見張らせたとき。】わたしの神よ、わたしを敵から助け出し/立ち向かう者からはるかに高く置いてください。悪を行う者から助け出し/流血の罪を犯す者から救ってください。御覧ください、主よ/力ある者がわたしの命をねらって待ち伏せし/争いを仕掛けて来ます。罪もなく過ちもなく/悪事をはたらいたこともないわたしを/打ち破ろうとして身構えています。目覚めてわたしに向かい、御覧ください。あなたは主、万軍の神、イスラエルの神。目を覚まし、国々を罰してください。悪を行う者、欺く者を容赦しないでください。[セラ」(1~6節)。

 7節と15節で次の言葉が繰り返されている。

「夕べになると彼らは戻って来て/犬のようにほえ、町を巡ります」

 ダビデの敵は、ダビデを中傷し、あらぬ噂をまき散らして、傲慢に語っていたに違いない。それ故、ダビデはこう告白した。

「御覧ください、彼らの口は剣を吐きます。その唇の言葉を誰が聞くに堪えるでしょう」(8節)。

 ここで興味深いのはダビデの次の言葉である。

「口をもって犯す過ち、唇の言葉、傲慢の罠に/自分の唱える呪いや欺く言葉の罠に/彼らが捕えられますように」(13節)。

「傲慢」になって他人を誹謗中傷し、あらぬ噂を立てて人を罠に陥れようとする者は、その者自身が「罠」「捕えられ」るというのである。イエス・キリストもこう教えておられる。

「人を裁くな。あなたがたも裁かれないようにするためである。あなたがたは、自分の裁く裁きで裁かれ、自分の量る秤で量り与えられる」(マタイによる福音書7章1~2節)。

 忘れてはならない教えである。敵からの誹謗中傷に負けないために、そして、自分自身の戒めのために。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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