ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編18編

聖書日課 詩編18編(新共同訳 旧約pp.847-850)

 第18編は、ダビデが、長い戦いの日々の末、遂に勝利を収め、「すべての敵の手」から「救い出されたとき」に、主に向かって歌った詩である。

「【指揮者によって。主の僕の詩。ダビデの詩。主がダビデをすべての敵の手、また、サウルの手から救い出されたとき、彼はこの歌の言葉を主に述べた。】主よ、わたしの力よ、わたしはあなたを慕う。主はわたしの岩、砦、逃れ場/わたしの神、大岩、避けどころ/わたしの盾、救いの角、砦の塔。ほむべき方、主をわたしは呼び求め/敵から救われる」(1~4節)。

 ダビデは、いわゆる百戦錬磨の勇士であった。まだ青年であった時、ペリシテの巨人ゴリアトを倒した。その後、サウル王に召し抱えられると、瞬く間に武勲を立て、その名声はサウル王を凌ぐほどになった。

 しかし、ダビデは、その手柄を自分の誇りとすることはなかった。それは、ダビデが、主なる神に依り頼む信仰に生きていたからである。彼は、どんな時にも主に依り頼み、「主の僕」として、主なる神の導きに聞き従って歩んでいた。そこにダビデの勝利の秘訣があった。

「依り頼むなんて弱い人間のすることだ」と言う人がいる。確かにその通りである。自分の弱さを自覚し、正直に受けとめたからこそ依り頼む。しかし、そこには、見栄や頑なさはない。正直さと謙遜な心がある。

 主なる神に依り頼むことを知っていたダビデは、まさしくそういう人物であった。そして、人間の本当の強さは、自分の弱さを知り、主なる神に依り頼んで生きる者の中にあることをダビデは身をもって体験したに違いない。

「神はわたしに力を帯びさせ/わたしの道を完全にし/わたしの足を鹿のように速くし/高い所に立たせ/手に戦いの技を教え/腕に青銅の弓を引く力を帯びさせてくださる。あなたは救いの盾をわたしに授け/右の御手で支えてくださる。あなたは、自ら降り/わたしを強い者としてくださる。わたしの足は大きく踏み出し/くるぶしはよろめくことがない」(33~37節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
メールアドレス

https://nschrist1972.hatenablog.com/
〈地図〉

www.google.com