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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 サムエル記下4章

聖書日課 サムエル記下4章(新共同訳 旧約pp.486-487)

 イスラエル軍の司令官「アブネルがヘブロンで殺された」という知らせが届くと、イスラエルの王イシュ・ボシェトは「力を落とし、全イスラエルはおびえた」(1節)。彼らは、ダビデの攻撃を恐れていたのである。

 頼みの綱のアブネルが死に、肝心のイシュ・ボシェト王は全くの無気力とあっては、兵士の士気が衰えるだけでなく、社会全体に無秩序な雰囲気が漂ったに違いない。そのような中、イシュ・ボシェト王が「昼寝をしていた」ら(5節)、2人の部下によって暗殺されてしまった(7節)。

 イシュ・ボシェト王を殺害した2人は、王の「首を携えて」ダビデのもとにやって来て言った。

「御覧ください。お命をねらっていた、王の敵サウルの子イシュ・ボシェトの首です。主は、主君、王のために、サウルとその子孫に報復されました」(8節)。

 何年間にもわたって抗争してきた相手が死んだのだから、普通なら安心したり喜んだりするだろう。イシュ・ボシェトを暗殺した2人も、そう思ったからこそ、ダビデのもとにやって来たに違いない。ところが、ダビデは、そういう人間的な受け取り方は全くしなかった。ダビデは、暗殺者に怒りを発し(11節)、彼らを処刑してしまった(12節)。

ダビデはベエロト人リモンの子レカブとその兄弟バアナに答えて言った。『あらゆる苦難からわたしの命を救われた主は生きておられる。かつてサウルの死をわたしに告げた者は、自分では良い知らせをもたらしたつもりであった。だが、わたしはその者を捕らえ、ツィクラグで処刑した。それが彼の知らせへの報いであった。まして、自分の家の寝床で休んでいた正しい人を、神に逆らう者が殺したのだ。その流血の罪をお前たちの手に問わずにいられようか。お前たちを地上から除き去らずにいられようか』」(9~11節)。

 かつてダビデは、主なる神への信頼と忠誠の故に、自分の命を狙うサウルと敵対せず、却ってサウルの命を守り、「サウルの死」「告げ」に来た者を「捕らえ」「処刑した」。そして今度は、自分のライバルを殺した者に死をもって報いた。

 ダビデは、どこまでも、主なる神と主なる神が油を注がれた者に対して忠誠を尽くした。だからこそ、ダビデはどんな窮地に陥ってもこう確信していた。

「あらゆる苦難からわたしの命を救われた主は生きておられる」

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
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