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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編7編

聖書日課 詩編7編(新共同訳 旧約pp.839-840)

 詩編の中で、最も多いのは、〈神信頼の詩〉と呼ばれる詩編ではないかと思われる。第7編はその代表と言える。

 ダビデは、開口一番、「わたしの神、主よ、あなたを避けどころとします」と告白している。この時、ダビデは、「追い迫る者」によって命を狙われており、「助けてくれ」る者は誰もいなかった。それは、サウル王によって遣わされた追手のことであると思われるが、ダビデには、命を狙われるような罪は何もなかった。

「わたしの神、主よ、あなたを避けどころとします。わたしを助け、追い迫る者から救ってください。獅子のようにわたしの魂を餌食とする者から/だれも奪い返し、助けてくれないのです」(2~3節)。

 しかし、ダビデは、主なる神に信頼し、主なる神に拠り頼んでいた。信仰には様々な定義があるが、その重要な定義の1つが、主なる神への信頼であることは間違いない。

 この時、ダビデは2つの点で主なる神の助けを必要としていた。一つは、迫り来る命の危険から守ってもらいたいということである。つまり、身の安全の確保である。ダビデは、サウル王によって何度も殺されかけていた。もう一つは、身の潔白の保証である。ダビデは、謂れのない罪を着せられ、責め立てられていた。それ故、ダビデはこう祈った。

「わたしの神、主よ/もしわたしがこのようなことをしたのなら/わたしの手に不正があり/仲間に災いをこうむらせ/敵をいたずらに見逃したなら/敵がわたしの魂に追い迫り、追いつき/わたしの命を地に踏みにじり/わたしの誉れを塵に伏せさせても当然です。[セラ」(4~6節)。

「主よ、諸国の民を裁いてください。主よ、裁きを行って宣言してください/お前は正しい、とがめるところはないと」(9節)。

 勿論ダビデにも何らかの罪はあっただろう。しかし、敵が責め立てるような罪や命を狙われるような咎は何もないと訴えた。人々からの誤解と非難の中で、なお主なる神に信頼し、主なる神の御前にまっすぐに生きようとする者の姿がここにある。そして、主なる神への信頼は、必ず主への「感謝」と賛美へと導かれる。

「正しくいます主にわたしは感謝をささげ/いと高き神、主の御名をほめ歌います」(18節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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