ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 使徒言行録18章

聖書日課 使徒言行録18章(新共同訳 新約pp.249-250)

 18章には、コリントでの宣教の様子が記されている。当時、コリントは、不道徳の代名詞のような町で、ローマ帝国でも有名な偶像礼拝の町だった。そういう意味で、宣教の働きにとっては、最も困難な場所と思われるかも知れない。案の定、パウロユダヤ人に「メシアはイエスである」と力強く証しすると(5節)、ユダヤ人は反抗して、口汚く罵った。それに対し、パウロ「服の塵を振り払って」次のように言った(6節)。

「あなたたちの血は、あなたたちの頭に降りかかれ。わたしには責任がない。今後、わたしは異邦人の方へ行く」(6節)。

 これは、御言葉を伝える使徒として相応しくない言葉であると思われるかも知れない。しかし、パウロ御言葉を明確かつ熱心に語ることで、その使命を既に果たしている。それ故、語られた福音を受け入れるか拒否するかは、パウロの責任ではなく一人一人の問題である。

 勿論、だからと言って、主なる神がコリントの人々を見捨ててしまったわけではない。「ある夜のこと」、主なる神は、困難な状況にあったパウロ「幻の中で」こう語りかけられた(9節)。

「恐れるな。語り続けよ。黙っているな。わたしがあなたと共にいる。だから、あなたを襲って危害を加える者はない。この町には、わたしの民が大勢いるからだ」(9~10節)

 結局パウロは、その後もコリントに留まり、「一年六か月」にわたって「人々に神の言葉を教え」続けた(11節)。その結果、多くの人が信仰に入り、パウロが送った手紙にあるようなコリントの教会が建て上げられていった。主なる神の御業は、人間的な困難や障害を遥かに越えて、力強く成し遂げられていく

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町字内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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