ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エゼキエル書9章

聖書日課 エゼキエル書9章(新共同訳 旧約pp.1306-1307)

 9章は、前章に続きエゼキエルが見たエルサレム滅亡の幻である。イスラエルの人々の罪は、遂に主なる神の「憤り」を招き、厳しい裁きを受けることになった。幻の中で、エルサレムの神殿が殺された人々で満ちる様子を見たエゼキエルは、思わず主に向かって叫んだ。

「ああ、主なる神よ、エルサレムの上に憤りを注いで、イスラエルの残りの者をすべて滅ぼし尽くされるのですか」(8節)。

 すると、主は言われた。

「主はわたしに言われた。『イスラエルとユダの家の罪はあまりにも大きい。この地は流血に満ち、この都は不正に満ちている。彼らは、『主はこの地を見捨てられた。主は顧みられない』と言っている。それゆえ、わたしも彼らに慈しみの目を注がず、憐れみをかけることもしない。彼らの行いの報いを、わたしは彼らの頭上に帰する』」(9~10節)。

 厳しい主の裁きの宣告である。私達は、罪に対する主なる神の厳しさを心にしっかり留めなければならない。しかし、それと共に、主が言われた次の言葉も、同じように心に深く留めたいと思う。

「主は彼に言われた。『都の中、エルサレムの中を巡り、その中で行われているあらゆる忌まわしいことのゆえに、嘆き悲しんでいる者の額に印を付けよ。』また、他の者たちに言っておられるのが、わたしの耳に入った。『彼の後ろについて都の中を巡れ。打て。慈しみの目を注いではならない。憐れみをかけてはならない。老人も若者も、おとめも子供も人妻も殺して、滅ぼし尽くさなければならない。しかし、あの印のある者に近づいてはならない。さあ、わたしの神殿から始めよ。』彼らは、神殿の前にいた長老たちから始めた」(4~6節)。

「あの印のある者」とは誰だろう? それは、「都の中、エルサレムの中を巡り、その中で行われているあらゆる忌まわしいことのゆえに、嘆き悲しんでいる者の額に印を付けよ」と主が言われた人々である。どのような厳しい裁きの中にあっても、主は、主を信じ、主と共に歩む者を決して滅ぼすことはない。やがて必ず訪れる最後の裁きの日にも、主イエス・キリストに聞き従って生きる主の民を、主なる神は必ずお守り下さる。

「あなたたちはわたしたちの神、主と心を一つにし、今日そうであるようにその掟に従って歩み、その命令を守らなければならない」(列王記上8章61節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

メールアドレス

https://nschrist1972.hatenablog.com/
〈地図〉

www.google.com