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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エレミヤ書6章

聖書日課 エレミヤ書6章(新共同訳 旧約pp.1185-1188)

「ベニヤミンの人々よ。エルサレムの中から非難せよ」と、エレミヤは人々に警告した。もうじき「災いと大いなる破壊が北から迫っている」からである(1節)。

 しかし、人々は、エレミヤの警告を受け入れなかった。その時はまだ来ていなかったからである。北イスラエル王国は滅ぼされたが、南ユダ王国は、ダビデ王以来何百年もの間ずっと存続していた。エルサレムには変わらず壮麗な神殿があり、祭司達によって祭儀も盛んに行われていた。

 しかし、それは形だけの空しい信仰であった。真に主なる神の御言葉に聴き従う者はおらず、それぞれが自分勝手な道を歩んでいた。そして、「私達が滅びる筈はない。私達は主なる神に選ばれた民であり、神殿があり御言葉もある。だから、自分達は平和で安心だ」と言っていた。形式的な信仰と偽りの平和にあぐらをかいていた民に、徹底的な裁きと滅びの日が差し迫っていた。

 災いが来る前に人が主なる神の警告に耳を傾け、受け入れることは、何と難しいことかと思う。しかし、信仰とは目に見える状況に根拠を置くのではなく、主なる神の御言葉に耳を傾け、依り頼むことである。

 私達も、いつの間にか形式的な信仰に陥って、主なる神への真実な祈りと交わりから離れていることはないだろうか。或いは、主なる神の恵みによる平和にあぐらをかき、感謝もせず、主なる神の御声に真剣に耳を傾け、聞き従おうともしないでいることはないだろうか。

 イスラエルの民に起こった出来事は、決して対岸の火事ではない。私達も、主なる神との交わりから離れ、主なる神の御声に聞き従わないままでいるなら、裁きと滅びの日が近づいていることになる。

「まことに、万軍の主はこう言われる。『木を切り、土を盛り/エルサレムに対して攻城の土塁を築け。彼女は罰せられるべき都/その中には抑圧があるのみ。泉の水が湧くように/彼女の悪は湧き出る。不法と暴力の叫びが聞こえてくる。病と傷は、常にわたしの前にある。エルサレムよ、懲らしめを受け入れよ。さもないと、わたしはお前を見捨て/荒れ果てて人の住まない地とする』」(6~8節)。

 これは私達に対する主なる神の警告の御声でもある。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの大きな愛の御手の中に握って御前に引き出して下さったことを、心から感謝致します。

 主よ、あなたに向かう思いと、悪に傾く思いの二つの間で分裂し、自分自身をどうすることも出来ずにいるこの私を憐れんで下さい。どうか、この罪を赦し、この罪を取り除き、あなたに向かうただ一つの心を私の中に確かなものとして下さい。

 自分の中に働く悪と罪に対して毅然として立ち向かわせて下さい。あなたが勝利して下さいます。あなたにある真の平安をいただくことが出来ますように。

 どうか、今日、あなたの助けを必要としている一人一人を守り支えて下さい。あなたの御前に罪を捨てていくことが出来ますように。どんな状況の中にあっても、あなたと共に毅然として立つことが出来ますように。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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