聖書日課 箴言19章(新共同訳 旧約pp.1015-1016)
あなたは嘘を吐き、人を騙してでも、広い家に住み贅沢な暮らしをしたいと思うか。それとも、狭い家でも、また贅沢は出来なくても、主なる神が共におられると実感出来る人生を願うか。
「貧乏でも、完全な道を歩む人は/唇の曲がった愚か者よりも幸いだ」(1節)。
こういう教えを読んで、「本当にそうだな」と心から思える人が、この時代に果たして何人いるだろうか。本音のところでは、「そうは言っても、やっぱり貧乏じゃ嫌だし…」と思うかも知れない。
しかし、これは「貧乏になりなさい」とか、「裕福であってはいけません」という教えではない。ここでは、何が一番大切なことであり、どこに幸せを見出しているかという価値観が問われている。
主なる神に従う人生には、必ずこのような選択と決断が問われる。いや、誰の人生にも、こういう問いかけがあるかも知れない。主なる神は、全ての人に「呼びかけ」ておられるからである(箴言8章)。つまり、自分の欲望をとるか、それとも主なる神の御心に従うかという問いかけである。
そのような時、是非確認しておこう。
「うそをつく証人は罰を免れることはない。欺きの発言をする者は滅びる」(9節)。
「弱者を憐れむ人は主に貸す人。その行いは必ず報いられる」(17節)。
「人の心には多くの計らいがある。主の御旨のみが実現する」(21節)。
私達は皆、それぞれの人生において、主なる神への信頼と従順が問われている。
西原新生バプテスト教会
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