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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 箴言10章

聖書日課 箴言10章(新共同訳 旧約pp.1003-1004)

 10章から22章にかけては、箴言の中心的な部分である。この前の9章までは、いわゆる緒論的な部分で、主を畏れて、主なる神の知恵に聞き従うよう勧告されていた。その前提に立って、10章から、人生の様々な面における374の教訓が短い言葉の中に記されている。

「ソロモンの格言集。知恵ある子は父の喜び、愚かな子は母の嘆き。不正による富は頼りにならない。慈善は死から救う。主は従う人を飢えさせられることはない。逆らう者の欲望は退けられる。手のひらに欺きがあれば貧乏になる。勤勉な人の手は富をもたらす。夏のうちに集めるのは成功をもたらす子。刈り入れ時に眠るのは恥をもたらす子」(1~5節)。

 ここで「知恵ある子」「愚かな子」とは、いわゆる学校の成績のことを言っているのではない。主なる神を畏れる心を持っているかどうかが問われている。数学も国語も大切だが、それより遥かに大切なのは、主なる神を畏れ敬う心を養うことである。尤も、それは子供自身の問題というよりも、寧ろ自分の子供の何を喜び、何を嘆くかという親自身の生き方と価値観の問題である。時代の流れに飲み込まれない真の賢さを、親自身が持つ必要がある。

 2~5節には、富についての教えが記されている。その教えの根底には、主なる神への信頼と交わりがある。「富をもたら」してくれるのは主なる神である。主なる神に信頼し、その教えに聞き従い、主なる神と共に生きる者を、主なる神は決して飢えさせることはない。

「人間を豊かにするのは主の祝福である。人間が苦労しても何も加えることはできない」(22節)。

 また、10章では私達の語る言葉についても教えられている。

「うそを言う唇は憎しみを隠している。愚か者は悪口を言う。口数が多ければ罪は避けえない。唇を制すれば成功する。神に従う人の舌は精選された銀。神に逆らう者の心は無に等しい。神に従う人の唇は多くの人を養う。無知な者は意志が弱くて死ぬ」(18~21節)。

 言葉は、人間関係は勿論のこと、人生の成功にも関わる大切なものである。主と交わり、主に従うことを通して、多くの人を養う言葉を語る者でありたい。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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