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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編27編

聖書日課 詩編27編(新共同訳 旧約pp.857-858)

 ダビデの生涯は戦いの連続だった。ダビデは多くの敵に囲まれ苦しめられた。しかし、戦いの本質は、外にではなく、内側つまりダビデの心の中にこそあった。

「【ダビデの詩。】主はわたしの光、わたしの救い/わたしは誰を恐れよう。主はわたしの命の砦/わたしは誰の前におののくことがあろう。さいなむ者が迫り/わたしの肉を食い尽くそうとするが/わたしを苦しめるその敵こそ、かえって/よろめき倒れるであろう。彼らがわたしに対して陣を敷いても/わたしの心は恐れない。わたしに向かって戦いを挑んで来ても/わたしには確信がある」(1~3節)。

 ダビデは主を希望の「光」とし、「救い」とし、「命の砦」とすることによって「恐れ」に打ち勝つ術(信仰)を身に着けていた。それ故、ダビデはこう告白する。

「ひとつのことを主に願い、それだけを求めよう。命のある限り、主の家に宿り/主を仰ぎ望んで喜びを得/その宮で朝を迎えることを。災いの日には必ず、主はわたしを仮庵にひそませ/幕屋の奥深くに隠してくださる。岩の上に立たせ/群がる敵の上に頭を高く上げさせてくださる。わたしは主の幕屋でいけにえをささげ、歓声をあげ/主に向かって賛美の歌をうたう」(4~6節)。

 ダビデにとって、主と共にあること、「主の家」に住まい、「幕屋の奥深く」に匿われることこそが勝利の秘訣だった。

 では、どのようにして、私達は「主の家」に住まうことが出来るのだろうか。その鍵は祈りである。祈りを通して、私達は、主と共にあり、主の「幕屋の奥深く」に匿われる。ダビデはこう祈っている。

「主よ、呼び求めるわたしの声を聞き/憐れんで、わたしに答えてください。心よ、主はお前に言われる/『わたしの顔を尋ね求めよ』と。主よ、わたしは御顔を尋ね求めます。御顔を隠すことなく、怒ることなく/あなたの僕を退けないでください。あなたはわたしの助け。救いの神よ、わたしを離れないでください/見捨てないでください」(7~9節)。

「わたしは信じます/命あるものの地で主の恵みを見ることを。主を待ち望め/雄々しくあれ、心を強くせよ。主を待ち望め」(13~14節)。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの憐れみと慈しみの中に置いて、赦しを与え、御前に引き出して下さったことを心から感謝致します。

 主よ、私達は様々なものを求めて生きています。欲望の中で私達はあなたから目を逸らし、本当に大切なものを見失ってしまいます。主よ、そのような私達をお赦し下さい。

 主よ、あなたは、そのような私達に人生の困難や挫折を経験させ、あなたに向かう心を与えて下さいました。今、あなたの言葉に思いを巡らせ、あなたと共にこの心の中を整理し、あなたを見上げさせて下さることは、私達にとって何にも代え難い大きな恵みです。

 主よ、どんな状況にあっても、あなたとの交わりを何よりも大切にする思いを注ぎ続けて下さい。あなたこそ私達の全てです。私達はあなたのものです。

 今日も尊いあなたの子供達の上に、あなたの御顔を照らし、あなたとの交わりの時、あなたを礼拝する時を豊かに与えて下さいますよう、心からお願い致します。

 人生の苦難の中で、あなたに向かう目を開かれ、あなたの光を受けてあなたの子供として生きていくことが出来ますように。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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