ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エゼキエル書25章

聖書日課 エゼキエル書25章(新共同訳 旧約pp.1335-1336)

 25章には、イスラエル周辺諸国に対する主なる神の裁きが預言されている。

「主の言葉がわたしに臨んだ。『人の子よ、顔をアンモン人に向けて、彼らに預言せよ。アンモン人に言いなさい。主なる神の言葉を聞け、主なる神はこう言われる。お前はわたしの聖所が汚され、イスラエルの地が荒らされ、ユダの家が捕囚となって行ったことを、あはは、と言って嘲った。それゆえ、わたしはお前を東の人々に渡して彼らに所有させる。彼らはお前の中に陣営を張り、住まいを定める。彼らはお前の果実を食べ、お前の乳を飲む。わたしは都ラバを、らくだが草をはむ所とし、アンモンの地を羊の憩う所とする。そのとき、お前たちはわたしが主であることを知るようになる』」(1~5節)。

「アンモン」「モアブ」エドム」「ペリシテ」、これらの民族は、イスラエルの滅亡を見て喜んだり、馬鹿にしたり、嘲ったり、挙句はその期に乗じて、復讐したりさえした。それ故主なる神は、彼らに裁きの手を下し、滅ぼすと宣告された。

 イスラエルの罪を裁かれた主なる神は、イスラエルだけではなく、イスラエルを嘲り苦しめる民族の罪も裁かれる。何故なら、主なる神は全世界を統べ治められる御方であり、無慈悲や復讐心をそのまま放っておかれることはないからである。

 箴言で次のような言葉がある。

「敵が倒れても喜んではならない。彼がつまずいても心を躍らせるな。主がそういうあなたを見て不快とされるなら/彼への怒りを翻されるであろう」(箴言24章17~18節)。

 しかし、この預言は、そのような国々に対してだけ語られているのではない。主なる神は、これをイスラエルに向かっても語っておられるのではないか。それは、イスラエルが怒りや憎しみに駆られて、自らの手で復讐するようなことをしないためである。

愛する人たち、自分で復讐せず、神の怒りに任せなさい。『「復讐はわたしのすること、わたしが報復する」と主は言われる』と書いてあります。『あなたの敵が飢えていたら食べさせ、渇いていたら飲ませよ。そうすれば、燃える炭火を彼の頭に積むことになる。』悪に負けることなく、善をもって悪に勝ちなさい」(ローマの信徒への手紙12章19~21節)。

 やられたらやり返す、そういう罪の悪循環を断ち切るのは、主なる神への深い信頼と従順の心である。

祈り
 愛する天のお父様、尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの大きな愛と深い慈しみの中に置き、御前に引き出して下さったことを心から感謝致します。

 主よ、心の中にある卑しい高慢を恥じます。私達一人一人の価値は、あなたが一人一人を造って下さったこと、一人一人があなたのものとされていることにあります。

 にもかかわらず、私達は、それを相対的なものとして卑しめ、あなたの御名を汚しました。主よ、お赦し下さい。

 罪に倒れる人を見る時、私の中にも同じ罪を認め、共に悔い改めることが出来ますように。その人を助ける者となることが出来ますように。共にあなたの御前に生かされる者となりますように。あなたの御心を自分の心とすることが出来ますように。

 人生の苦しみの中にあるお一人お一人にあなたの御手を伸ばし、今日もあなたご自身が背負い、支えて下さいますよう、心からお願い致します。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

メールアドレス

https://nschrist1972.hatenablog.com/
〈地図〉

www.google.com