主日礼拝祈祷 2023年8月6日
愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの憐れみと慈しみの中に置いて下さり、御前に引き出して下さったことを心から感謝致します。
主よ、今日は主イエス・キリストの復活を記念して礼拝をお献げする主の日です。一週間の生活の後、些かの疲れが残っています。しかし、御言葉によって霊も心も体も癒されることを信じて、あなたをひたすら仰ぎます。私達の心に聖霊を満ちわたらせて下さい。あなたに礼拝をお献げする者、礼拝で奉仕する者、御言葉を取り次ぐ者、そして聴く者に聖霊の助けと導きをお願い致します。教会での交わりを通して豊かな恵みを受け、あなたの子供である喜びを感じながら、健やかに成長していけますように。
主よ、今日から始まる一週間、あなたの御手にお委ねします。私達が生活の中で、何よりも大切なあなたの真理を見極め、感謝のうちにこの宝を隣人と分かち合うことが出来ますように。多様な価値観の交錯する社会の中でも、あなたの御旨が働いていることを思い、私達が希望をもって、生きることが出来ますように。あなたの造られた世界の中で、私達一人一人があなたの子として相応しく生きることが出来ますように。私達の教会がいつも恐れることなく、この世にあって福音宣教の使命を果たしていくことが出来ますように。
主よ、この一週間、苦しいこと、悲しいこともあるかも知れません。しかし、不安や怖れの中にあっても、希望を見失わず、あなたに信頼し続けることが出来ますように。御子イエス・キリストがどんな時でも共にいて下さることを思い出させて下さい。主の十字架の勝利が私達の上に注がれていることを感謝致します。主の勝利によって歩めることを感謝致します。
憐れみ深い主よ、全ての人に限りない慈しみを注いでくださるあなたに、希望と信頼を込めて祈ります。台風6号の到来によって、今も苦しい生活を送り、不安な日々を過ごしている方の心を照らし、希望を失うことがないよう支えて下さい。被災者のために支援を続けておられる方を励まし、導いて下さい。また、隣人の苦しみや悲しみに対して私達の心が鈍くならないよう、隣人のために祈る心をお与え下さい。
主よ、今戦争や紛争の故に困窮している方を顧みて下さい。武力行使の犠牲となった方に、永遠の安息をお与え下さい。沖縄戦から、広島と長崎への原爆投下から78年が経ちました。私達が戦争の悲惨さを語り継ぎ、戦争のない世界を実現するために、力を合わせることが出来ますように。あなたによって造られた命を守る、祈りと支援の輪が広まりますように。また、平和の実現のために努力している指導者のために祈ります。自国の利益にとらわれず、他者を押し退けるような態度を捨て、互いに支え合って生きていく道を一緒に求めることが出来ますように。
感謝して、私達の主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
