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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 歴代誌上16章

聖書日課 歴代誌上16章(新共同訳 旧約pp.650-652)

 ダビデ王は、エルサレム「神の箱を運び入れ」ると、盛大な儀式を執り行って主なる神に賛美を献げた。この時、ダビデは初めて「レビ人」「アサフとその兄弟たちに」「主をたたえて感謝をささげ、賛美する」「務めを託した」(4節、7節)。それ以来、この務めは代々アサフの子孫に受け継がれ、バビロン捕囚後に再建したイスラエルにおいても、「アサフの一族」は神殿における「詠唱者」としての役割を果たし続けた(エズラ記2章41節)。

 礼拝再建のための書である歴代誌には、讃美に関する言及が沢山登場する。それは主なる神への礼拝において讃美がいかに大切な要素であるかを示している。だからこそ、竪琴の名手であったダビデも、沢山の讃美の歌を作り、主に献げた。次の歌は、神の箱の前で献げられたダビデ王の讃美の歌である。

「主に感謝をささげて御名を呼べ。諸国の民に御業を示せ。主に向かって歌い、ほめ歌をうたい/驚くべき御業をことごとく歌え。聖なる御名を誇りとせよ。主を求める人よ、心に喜びを抱き/主を、主の御力を尋ね求め/常に御顔を求めよ。主の成し遂げられた驚くべき御業と奇跡を/主の口から出る裁きを心に留めよ。主の僕イスラエルの子孫よ/ヤコブの子ら、主に選ばれた人々よ」(8~13節)。

 勿論、讃美はダビデにとって単なる趣味ではない。ダビデにとって、讃美は誇りであり、力であり、喜びであり、願いであり、主に愛された者としての当然の務めであった。そう言うと、ダビデが〈楽天家〉であったかのように思えるかも知れない。だが、ダビデが歩んだ困難を極める日々のことを考えれば、彼の人生は、決して楽天的に生きることが出来るようなものではなかった。

 しかし、だからこそダビデは、なお一層主を讃美することに心を向け続けたのではないか。ダビデは、讃美を通して与えられる主なる神の力と喜びなくしては、決して人生を歩み続けることは出来なかっただろう。もしダビデが讃美することを知らなかったら、その信仰と勝利と繁栄の生涯はあり得なかったに違いない。そして、そのことを誰よりもよく知っていたのはダビデ自身だった。

「恵み深い主に感謝せよ/慈しみはとこしえに。祈って言え。わたしたちの救いの神よ、わたしたちを救い/諸国の中からわたしたちを集め/救い出してください。聖なる御名に感謝をささげ/あなたを賛美し、ほめたたえさせてください。イスラエルの神、主をたたえよ/世々とこしえに。民は皆、アーメンと答えよ。主を賛美せよ」(34~36節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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