ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編119編153~160節

聖書日課 詩編119編153~160節(新共同訳 旧約p.967)

 迫り来る迫害と「苦しみ」の中で、詩人は主なる神の「助け」「救い」を必死に願い求めた。その中で、詩人は3度も繰り返し「命を得させてください」と主なる神に祈っている。これは、いかにその迫害が激しいものであったかを示していると言えるだろう。

「(レシュ)わたしの苦しみを顧みて助け出してください。わたしはあなたの律法を/決して忘れたことはありません。わたしに代わって争い、わたしを贖い/仰せによって命を得させてください。神に逆らう者に、救いは遠い。あなたの掟を尋ね求めないからです。主よ、あなたの憐れみは豊かです。あなたの裁きによって命を得させてください。わたしを迫害する者、苦しめる者は多いが/わたしはあなたの定めから離れません。欺く者を見れば忌むべきものと思います。彼らはあなたの仰せを守りません。御覧ください/わたしはあなたの命令を愛しています。主よ、慈しみ深く/わたしに命を得させてください。御言葉の頭はまことです。あなたはとこしえに正しく裁かれます」(153~160節)。

 しかし、詩人はなお主なる神に向かってこう告白した。

「わたしを迫害する者、苦しめる者は多いが/わたしはあなたの定めから離れません」

「御覧ください/わたしはあなたの命令を愛しています」

 主なる神を信じることは、主なる神を愛することである。信仰と愛は、いつも相伴って互いに強め合い、深め合う夫婦のようなものである。困難を経れば経るほど、その絆は強くなる。そのように、主なる神に対する詩人の愛と信頼は、激しい迫害と攻撃の中でますます深まっていった。

 そして、主なる神への信仰と愛が深まると共に、詩人は、主なる神が自分に「代わって争い」、自分を贖って下さる方であることを確信するようになった。だからこそ、詩人は、苦しみの中にあっても、自分の力で戦おうと焦ることなく、主なる神が代価を払って救い出して下さるという希望と平安をいただくことが出来た。

「わたしは確信しています。死も、命も、天使も、支配するものも、現在のものも、未来のものも、力あるものも、高い所にいるものも、低い所にいるものも、他のどんな被造物も、わたしたちの主キリスト・イエスによって示された神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのです」(ローマの信徒への手紙8章38~39節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
メールアドレス

https://nschrist1972.hatenablog.com/
〈地図〉

www.google.com