聖書日課 詩編119編33~40節(新共同訳 旧約p.960)
詩人はひたすら主の「掟に従う道」を歩むことを願った。その「道を示し」、その道を「理解させ」、その「道にお導きください」と求めた。
「(ヘー)主よ、あなたの掟に従う道を示してください。最後までそれを守らせてください。あなたの律法を理解させ、保たせてください。わたしは心を尽くしてそれを守ります。あなたの戒めに従う道にお導きください。わたしはその道を愛しています。不当な利益にではなく/あなたの定めに心を傾けるようにしてください。むなしいものを見ようとすることから/わたしのまなざしを移してください。あなたの道に従って/命を得ることができますように。あなたの僕に対して、仰せを成就してください。わたしはあなたを畏れ敬います。わたしの恐れる辱めが/わたしを避けて行くようにしてください。あなたは良い裁きをなさいます。御覧ください/わたしはあなたの命令を望み続けています。恵みの御業によって/命を得させてください」(33~40節)。
主の「掟に従う道」とは、どのようなものなのだろうか。それは、決して、掟に縛られ雁字搦めになって歩む道ではない。何故なら、主の掟と戒めは真理であり、「真理」は私達を「自由にする」からである(ヨハネによる福音書8章31節)。
そして、主なる神がお与え下さる「自由」とは、私達が最早罪に振り回されない自由であり、恐れや不安に押し潰されない自由である。またそれは、主を愛し、主と共に生きる自由であり、主なる神の愛に満たされて生きる自由でもある。
それ故、詩人はこう告白した。
「あなたの戒めに従う道にお導きください。わたしはその道を愛しています」。
私達も、主を愛し、その掟に聞き従い、主と共に歩む道を愛する者でありたい。その道を生きることによって、私達は「命を得ることができ」るのだから。
西原新生バプテスト教会
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