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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編52編

聖書日課 詩編52編(新共同訳 旧約p.886)

 ダビデがサウル王から逃れる途中、祭司「アヒメレク」のもとを訪れて、食べ物と剣を求めた時、サウル王の家臣で「サウルに属する牧者のつわもの」と言われたエドム人ドエグ」がそこに居合わせ(サムエル記上21章8節)、ダビデがアヒメレクの家に来た」とサウル王に告げた。

「【指揮者によって。マスキールダビデの詩。エドム人ドエグがサウルのもとに来て、『ダビデがアヒメレクの家に来た』と告げたとき】」(1~2節)。

 すると、ダビデはドエグを非難して言った。

「力ある者よ、なぜ悪事を誇るのか。神の慈しみの絶えることはないが/お前の考えることは破滅をもたらす。舌は刃物のように鋭く、人を欺く。お前は善よりも悪を/正しい言葉よりもうそを好み[セラ 人を破滅に落とす言葉、欺く舌を好む」(3~6節)。

 ドエグは偽りを告げたわけではない。事実を報告したのだから、非難には当たらないのではないか。これを解く鍵が箴言の言葉にある。

「真実の証人は魂を救い/欺きの発言をする者は裏切る」(箴言14章25節)。

「真実の証人」とは、ただ事実をずけずけと言う者のことではない。人の「魂を救」う人のことである。そして、「欺きの発言」とは「裏切」りであると言われている。そう考えると、確かにドエグのした行為は、ダビデの命を危険に陥れるものであり、裏切り行為であった。それ故、ダビデはこう宣言した。

「神はお前を打ち倒し、永久に滅ぼされる。お前を天幕から引き抜き/命ある者の地から根こそぎにされる。[セラ これを見て、神に従う人は神を畏れる。彼らはこの男を笑って言う。『見よ、この男は神を力と頼まず/自分の莫大な富に依り頼み/自分を滅ぼすものを力と頼んでいた』」(7~9節)。

 結局、ドエグは、主なる神に「依り頼」むよりも、自分の「富」と地位に「依り頼み」、主なる神に油注がれたダビデではなく、主なる神に逆らったサウル王に依り頼んだ。事の本質は、何に「依り頼」むかという信仰にあった。

「わたしは生い茂るオリーブの木。神の家にとどまります。世々限りなく、神の慈しみに依り頼みます。あなたが計らってくださいますから/とこしえに、感謝をささげます。御名に望みをおきます/あなたの慈しみに生きる人に対して恵み深い/あなたの御名に」(10~11節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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