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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編54編

聖書日課 詩編54編(新共同訳 旧約p.887)

 第54編は、ダビデがジフの荒れ野に「隠れている」ことを、「ジフ人」によってサウル王に密告された時の祈りの詩である(サムエル記上23章参照)。この時、ダビデは主なる神に依り頼み、主なる神の「御名によって」祈った。主なる神の御名は、主なる神ご自身を現し、主なる神の御性質を現すものである。それがダビデの祈りの中に表されている。

「神よ、御名によってわたしを救い/力強い御業によって、わたしを裁いてください。神よ、わたしの祈りを聞き/この口にのぼる願いに耳を傾けてください。異邦の者がわたしに逆らって立ち/暴虐な者がわたしの命をねらっています。彼らは自分の前に神を置こうとしないのです。[セラ 見よ、神はわたしを助けてくださる。主はわたしの魂を支えてくださる。わたしを陥れようとする者に災いを報い/あなたのまことに従って/彼らを絶やしてください。主よ、わたしは自ら進んでいけにえをささげ/恵み深いあなたの御名に感謝します。主は苦難から常に救い出してくださいます。わたしの目が敵を支配しますように」(3~9節)。

 ダビデは、主なる神に、「御名」を呼び求める者の祈りに耳を傾け、力強い御業によって救い出して下さることを祈り求めた。また、御名に依り頼む者を「助け」、その「魂を支えてくださる」と共に、彼らを「陥れようとする者に災いを報い」「滅ぼしてください」と求めた。

 主なる神の「御名」を呼び求め、「御名によって」祈るというのは、具体的にそのようなことを期待することである。「御名」を呼ぶ祈りによって、主なる神はそのような御業を行って下さる。

 一方、「暴虐な者」「異邦の者」は、「自分の前に神を置こうとしない」者と言われている。つまり、主なる神に依り頼むことも、御名を呼ぶこともしない。そこから、「暴虐」と裏切りが生まれる。

 主の御前に生きる幸い、主の「御名」に依り頼み、主なる神の「御名」によって祈る恵みと平安をいつも味わい続けたいものである。

「あなたがたがわたしの名によって何かを父に願うならば、父はお与えになる。今までは、あなたがたはわたしの名によっては何も願わなかった。願いなさい。そうすれば与えられ、あなたがたは喜びで満たされる」(ヨハネによる福音書16章23~24節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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