「大空」や「太陽」は、それをお創りになった「神の栄光を物語」っている、とこの詩は教えている。自然の美しさや素晴らしさは、そこに主なる神のご栄光を見出し、味わうことによる感動と言うことが出来るかも知れない。
「【指揮者によって。賛歌。ダビデの詩。】天は神の栄光を物語り/大空は御手の業を示す。昼は昼に語り伝え/夜は夜に知識を送る。話すことも、語ることもなく/声は聞こえなくても/その響きは全地に/その言葉は世界の果てに向かう。そこに、神は太陽の幕屋を設けられた」(1~5節)。
同様に、私達人間も主なる神によって創造された。私達が自然に接する中で感じる安らぎや解放感は、私達も同じ主なる神によって創造された存在であることを示しているのではないか。
私達は皆、主なる神のご栄光を現す存在として今ここに生かされている。主なる神は、そのために御言葉をお与え下さった。
「主の律法は完全で、魂を生き返らせ/主の定めは真実で、無知な人に知恵を与える。主の命令はまっすぐで、心に喜びを与え/主の戒めは清らかで、目に光を与える」(8~9節)。
主なる神の御言葉は、「魂を生き返らせ」、「無知な人に知恵を与え」、「心に喜びを与え」、私達の「目に光を与える」。このように、主なる神は、御言葉によって私達に豊かな祝福をお与え下さる。だからこそ、こう言われている。
「主への畏れは清く、いつまでも続き/主の裁きはまことで、ことごとく正しい。金にまさり、多くの純金にまさって望ましく/蜜よりも、蜂の巣の滴りよりも甘い。あなたの僕はそれらのことを熟慮し/それらを守って大きな報いを受けます」(10~12節)。
「純金にまさって望ましく」、「蜜よりも」「甘い」主の御言葉を、日々慕い求めて味わい続けていきたい。
西原新生バプテスト教会
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