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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 コリントの信徒への手紙二6章

聖書日課 コリントの信徒への手紙二6章(新共同訳 新約pp.331-332)

 コリント教会の聖徒達は、偶像礼拝や不品行が蔓延していたコリントの町で、イエス・キリストを受け入れ、主なる神の「息子、娘」(18節)とされた。ところが、救われた人々が、偶像礼拝に逆戻りするという問題が生じていた。

 これは、どんなことでも自分の都合の良いように利用出来ればそれで良い、かつて助けてもらっても、今後の自分の生活と行動は制約されたくないと考える人間のご都合主義、身勝手さの現れである。

 それは、最初期の教会の頃も今も変わらない。人生の苦しみの中で救いを求めて教会に来られ、イエス・キリストの御名による解決を与えられた。ところが、その後、また元の偶像礼拝や占い、霊能者と呼ばれる人のところに戻ってしまう人がいる。

 それに対し、パウロ「あなたがたは、信仰のない人々と一緒に不釣り合いな軛につながれてはなりません」(14節)と命じ、偶像に仕える生活に戻ってはならないと強く警告した。パウロは偶像を「不法」「闇」「ベリアル」(サタン)と表現し、「正義」「光」「キリスト」「神の神殿」とは決して共存し得ないと述べている(14~15節)。

 イエス・キリストも、このことについて次のように警告されている。

「汚れた霊は、人から出て行くと、砂漠をうろつき、休む場所を探すが、見つからない。それで、『出て来たわが家に戻ろう』と言う。そして、戻ってみると、家は掃除をして、整えられていた。そこで、出かけて行き、自分よりも悪いほかの七つの霊を連れて来て、中に入り込んで、住み着く。そうなると、その人の後の状態は前よりも悪くなる」(ルカによる福音書11章24~26節)。

 主なる神の恵みを無駄にしない。その秘訣は、イエス・キリストとの深い交わりを経験することである。私を癒し、救って下さった方が、天地万物の王の王、主の主であることを知り、聖書の御言葉と祈りを通して、霊的な交わりを深めていく。

 私達は「生ける神の神殿」(16節)であり、神殿の主人は主なる神である。そのアイデンティティを明確にし、この方の御前にひれ伏しながら生きていく時、私達は、主なる神と共に歩む祝福された人生を送ることが出来る。

「わたしたちはまた、神の協力者としてあなたがたに勧めます。神からいただいた恵みを無駄にしてはいけません。なぜなら、/『恵みの時に、わたしはあなたの願いを聞き入れた。救いの日に、わたしはあなたを助けた』と神は言っておられるからです。今や、恵みの時、今こそ、救いの日」(1~2節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町字内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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