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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 創世記28章

聖書日課 創世記28章(新共同訳 旧約pp.45-46)

(1) 立ち上がらせて下さる主なる神(10〜15節)

 最も困難な時が、最も恵みに溢れる時である。一人取り残された時、初めて、共におられる主なる神に出会うことが出来るからである。

 ヤコブはベエル・シェバを発ち、パダン・アラムに向かった(10節)。妻を選ぶための旅とはいえ(2節)、実際は兄の殺意を避けて逃げ出したのである(27章42~43節)。家族も同行者もなく、完全に一人であった。その道中、「日が沈」むと「石を一つ取って枕にして」寝なければならなかった(11節)。

 ところが、そのようなヤコブに主なる神が出会われた。主なる神の臨在と約束は、苦しい逃亡の旅さえも変えてしまった(12~14節)。ヤコブはもう寂しくなかった。主なる神がいつも共にいると約束して下さったからである。

「見よ、わたしはあなたと共にいる。あなたがどこへ行っても、わたしはあなたを守り、必ずこの土地に連れ帰る。わたしは、あなたに約束したことを果たすまで決して見捨てない」(15節)。

 主なる神は困難な境遇にある者に、特別な恵みを与えて下さる。そして、その人が再び立ち上がるのを願っておられる。

(2) 信仰をもって応答したヤコブ(16〜22節)

 主なる神の言葉は、私達の霊に主なる神を意識させ、私達を根源から変える。ヤコブは主なる神の言葉にすぐに信仰をもって応答した。彼は、主なる神が自分の悪い行動をご存知であるということに「恐れおののい」たが(17節)、主なる神の約束には自分の過ちを全て覆う力があることも知っていたからである。

 ヤコブが示した信仰の応答は大きく三つである。第一は〈記憶〉である。ヤコブは、主なる神の約束を忘れないために、「次の朝早く起きて、枕にしていた石を取り、それを記念碑として立て、先端に油を注いで、その場所をベテル(神の家)と名付けた」(18~19節)。

 第二は〈誓願〉である。ヤコブは、「神がわたしと共におられ、わたしが歩むこの旅路を守り、食べ物、着る物を与え、無事に父の家に帰らせてくださり、主がわたしの神となられる」という信頼をもって、主なる神だけに拠り頼んで生きると誓願を立て」た(20~21節)。

 第三は〈十分の一の献げ物〉である(22節)。これは主なる神の主権を認め、いつも感謝して生きることの表明である。

 このような応答は、ヤコブが主なる神の言葉を心から受け入れたことの証拠である。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの御言葉を適当に聞き流していた日々を悔い改めます。聖霊により、あなたの御言葉を悟り、あなたの愛と恵みを深く知り、それに応答することが出来ますように。主よ、私達に聖霊充満の恵みをお与え下さい。感謝して、主イエス・キリストの聖なる御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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