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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 創世記29章

聖書日課 創世記29章(新共同訳 旧約pp.46-48)

(1) 愛に出会ったヤコブ(15〜20節)

 愛は単純な感情ではなく、主なる神が与えて下さった特別な贈り物である。従って、主なる神に会って初めて、愛が何かを知る。

 誰かを愛するということは神秘である。正確に理由を説明することは出来ないが、愛すればどんな場合にも揺るがされない確信が生じる。また、愛のためなら、どんな困難にも耐えられる。

 ヤコブラケルを愛した(18節)。ラケルにはレアという姉がいたが(16節)、ヤコブの目にはラケルしか見えなかった。ラケルを妻にするために、彼女の父ラバンの下で7年間仕えることも厭わなかった。愛の故である。

ヤコブラケルのために七年間働いたが、彼女を愛していたので、それはほんの数日のように思われた」(20節)。

 主なる神は愛である。愛する人は主なる神を知り、主なる神の祝福を受けて味わう。私達もキリスト者として愛を立て上げよう。

(2) 騙されるヤコブ(21〜30節)

 痛みと苦しみは、与えた人はすぐに忘れてしまう。しかし、被った人にはいつまでも傷として残るものである。

 ヤコブは騙す人であった。ヤコブの意図的な手口は、彼の家庭に大きな傷を残した。しかし、ヤコブ自身はそれがどれほど大きな傷となったかに余り気を留めていなかったように思われる。赦しを求めて悔い改めなかったことが、これを証明している。

 そのようなヤコブが結婚する過程で、ラバンに騙される。ラケルの代わりにレアを妻として迎え(25節)、ラケルも妻にするために、「更にもう七年ラバンのもとで働」くことになったのである(27節、30節)。

 ヤコブはこの経験から、過去に自分がしたことを思い出したことだろう。私達は、神の民として、一方的で利己的な人生ではなく、他の人を顧みる人生を選ぼう。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの愛を教えて下さい。あなたへの愛、隣人への愛を私にお与え下さい。あなたを愛し、隣人を愛する一日を送ることが出来ますように。また、誰かに酷い目に遭わされて傷つけられた時、相手を憎まず、自分を顧みることの出来る成熟を求めます。私が誰かを傷つけたことを悟り、憎しみの代わりに悔い改めの祈りをさせて下さい。主イエス・キリストの聖なる御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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