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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 創世記17章

聖書日課 創世記17章(新共同訳 旧約pp.21-23)

 100歳の男性に子供が生まれる!? 普通そのようなことは考えられない。まして、90歳の女性に子供が生まれるなど到底不可能である。だから、そのような約束を主なる神からいただいた時、アブラハムはひそかに笑った。

アブラハムはひれ伏した。しかし笑って、ひそかに言った。『百歳の男に子供が生まれるだろうか。九十歳のサラに子供が産めるだろうか』。アブラハムは神に言った。『どうか、イシュマエルが御前に生き永らえますように』」(17~18節)。

 この時アブラハム「九十九歳」だった(1節)。主なる神が最初にアブラハムに約束して下さったのは、彼が75歳の時である(12章4節、7節)。それから24年もの年月が経過した。24年も待たされたら、諦めたり忘れたりしても仕方がないように思われる。

 ところが、聖書を読むと、何年、何十年、更には何百年もの年月を経て、主なる神の約束が実現している箇所がある。勿論、主なる神は私達の祈りと願いに即座に応え、素晴らしい御業を行って下さることもある。しかし一方で、或る事柄が実現するために、何年、何十年も待たなければならないこともある。それでも、とにかく、どこまでも、主なる神を信じ続けていくことが、信仰の生涯を全うする上でとても大切である。

 勿論、長い年月の間には、迷いや恐れ、失敗もあるだろう。アブラハムも、待ちきれずに女奴隷ハガルによって子供をもうけたり、主なる神の言葉を聞いて、ひそかに笑ったりした。しかし、既に見たように、主なる神は、甥のロトと分かれて寂しい思いをしていたアブラハムに、約束の言葉をかけて励まされた(13章)。また、恐れと不安を抱くアブラハムに、「恐れるな、アブラムよ」と声をかけ、契約を交わされた(15章)。そして今度も、主なる神は99歳になったアブラハムに現れて言われた。

「わたしは全能の神である。あなたはわたしに従って歩み、全き者となりなさい。わたしは、あなたとの間にわたしの契約を立て、あなたをますます増やすであろう」(1~2節)。

 このように、主なる神はいつもアブラハムと共におられ、彼を励まし、導かれた。

 だから、イエス・キリストを信じる私達も、恐れや不安に見舞われ、心が揺れ動くようなことがあった時、主なる神が決して私達を見捨てるような方でないことを想い起こそう。主なる神は今も、御言葉と祈りを通して、或いは仲間や出来事を通して、御声をかけ、約束を与え、慰め、励まし、力づけて下さっている。だから、私達も、アブラハムのように主の御前にひれ伏そう。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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