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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年に伝道開始50年を迎えます。

聖書日課 ルカによる福音書9章

聖書日課 ルカによる福音書9章(新共同訳 新約pp.121-125)

「イエスは、天に上げられる時期が近づくと、エルサレムに向かう決意を固められた」(51節)

 9章は、本書の節目の章の一つである。ペトロの信仰告白(20節)を聞いたイエス・キリストが、3年に及ぶガリラヤでの宣教を終え、いよいよエルサレム(=十字架)に向かって旅立たれるからである。

 マタイやマルコに比べると、ルカはこのエルサレムへの旅について随分多くの出来事を記している(9章~19章)。それは、十字架と復活をはっきりと意識した上での、弟子達に対する最後の教えと訓練の時であった。ルカはそれについて多くの貴重な情報を残してくれている。

 ペトロの信仰告白を受けたイエス・キリストは、ご自分の十字架と復活についてはっきりと教え始められた(21~23節)。そして、山の上で弟子達にご自分の栄光の姿を現された(28~36節)。このようなことは、十字架に向けて、弟子達に信仰の確信を得させるためであったに違いない。

 ところが、一同が山から下りると、様々な問題が起こっていた。悪霊に取りつかれた子を癒すことが出来ない(37~43節)。自分達のうち誰が一番偉いかを議論する(46~48節)。更に、自分達の仲間でない者が、イエス・キリストの名前を使って悪霊を追い出しているのを見て止めさせようとしたり(49~50節)、サマリアの人々が自分達を歓迎しないことに腹を立てて滅ぼそうとする(51~56節)など、弟子達の弱さや傲慢さ、真理に対する理解の不足などの問題が次から次に露呈してきたのである。

 しかし、イエス・キリストは、そのような弟子達を決して見捨てることはなかった。イエス・キリストは、なお一層忍耐強く、彼らを教え育み続けた。その教えの一つが、57節以降の「弟子の覚悟」と呼ばれるものである。

「あなたがおいでになる所なら、どこへでも従って参ります」と言う人に(57節)、イエス・キリストは、「狐には穴があり、空の鳥には巣がある。だが、人の子には枕する所もない」(58節)と、真に従う覚悟を確かめられた。また、「主よ、まず、父を葬りに行かせてください」と言う人には(59節)、「死んでいる者たちに、自分たちの死者を葬らせなさい。あなたは行って、神の国を言い広めなさい」と、神の国に生きる上での優先順位を確認させた(60節)。更に、「主よ、あなたに従います。しかし、まず家族にいとまごいに行かせてください」と言う人には(61節)、「鋤に手をかけてから後ろを顧みる者は、神の国にふさわしくない」と言われ、前を見ながら後ろも見て歩くという二股をかけた生き方を戒められた(62節)。

 イエス・キリストに従うことは何ものにも優先する大事であり、従うことの価値は高く、従うことの祝福もまた大きい