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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エゼキエル書46章

聖書日課 エゼキエル書46章(新共同訳 旧約pp.1373-1374)

 本章は、前章に続いて、イスラエルの君主に関する規定、特に礼拝と献げ物についての務めが記されている。

 それによると、「君主」は、安息日やその他の祝日には、「外から門の廊を通って中に入り、祭司たちが焼き尽くす献げ物と和解の献げ物をささげている間」「門柱の傍らに立」ち、その後、「門の敷居の所で礼拝」するように命じられている(2節)。

 国を治める指導者が果たすべき第一の務めは主なる神を礼拝」することであると聖書は教える。〈政〉(まつりごと)とは、まさにそういうことを意味する言葉である。昨今の政治不信や政治家の不正の根本は、国を治める指導者が〈まつりごと〉をしなくなってしまったこと、つまり、主なる神を主なる神として礼拝せず、自分の力で、自分の思いのままに国を動かそうとしていることにある。

 また、君主がささげるべき献げ物について、こう命じられている。

「君主が、安息日に主にささげる焼き尽くす献げ物は、無傷の小羊六匹と無傷の雄羊一匹である」(4節)。

新月の日にささげるものは、無傷の雄牛の子一頭、そして、小羊六匹、雄羊一匹である。これらも無傷でなければならない」(6節)。

 どのような種類の献げ物をささげるとしても、君主がささげる献げ物は、「無傷」のものでなければならないと言われている。つまり、最良のものということである。それこそ、主なる神にささげるものとして最も相応しいからである。

 特に「小羊」の献げ物に添えてささげられる穀物については、こう言われている。

「小羊については、そのときに可能なだけの穀物をささげねばならない」(7節)。

 自分の出来る限りのものをささげること、それが「小羊」の献げ物に添えてささげる穀物の献げ物についての規定であった。イエス・キリストは、レプトン銅貨二枚」をささげた「貧しいやもめ」献金を賞賛してこのように言われた。

「確かに言っておくが、この貧しいやもめは、だれよりもたくさん入れた。あの金持ちたちは皆、有り余る中から献金したが、この人は、乏しい中から持っている生活費を全部入れたからである」(ルカによる福音書21章3~4節)。

 献げ物は、量ではなく質、そして、出来る限りを尽くそうとする心にその本質がある。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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