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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 出エジプト記25章

聖書日課 出エジプト記25章(新共同訳 旧約pp.135-136)

 出エジプト記25章~31章には、〈幕屋〉についての指示が記されている。

「主はモーセに仰せになった。イスラエルの人々に命じて、わたしのもとに献納物を持って来させなさい。あなたたちは、彼らがおのおの進んで心からささげるわたしへの献納物を受け取りなさい。彼らから受け取るべき献納物は以下のとおりである。金、銀、青銅、青、紫、緋色の毛糸、亜麻糸、山羊の毛、赤く染めた雄羊の毛皮、じゅごんの皮、アカシヤ材、ともし火のための油、聖別の油と香草の香とに用いる種々の香料、エフォドや胸当てにはめ込むラピス・ラズリやその他の宝石類である。わたしのための聖なる所を彼らに造らせなさい。わたしは彼らの中に住むであろう。わたしが示す作り方に正しく従って、幕屋とそのすべての祭具を作りなさい」(1~9節)。

 幕屋は、一言で言えば、〈主なる神の移動式住居〉である。主なる神は、イスラエルの民の「中に住む」ことを願われる。幕屋建設の指示の前には律法の教えが記されていたが、〈主なる神の言葉〉と〈主なる神の臨在〉は、神の民であることの最も重要な特徴であり、この2つがあるところに主なる神の御業と御栄光が現される。

 これは、今の教会も本質的には同じである。イエス・キリストを信じる者の内に聖霊が住んで下さる。つまり、キリスト者は、皆〈生きる幕屋〉である。そして、キリスト者の集いの中に主なる神が御臨在し、御言葉が読まれ、そこに主なる神の御栄光が現され、御業が行われる。

 また、幕屋は、神の民の礼拝の場でもあった。そこでは、日々、罪の贖いと和解のための献げ物が主にささげられ、また主への感謝の献げ物が献納された。そこでは、主なる神への祈りと讃美が、昼夜を問わず途絶えることはなかった。幕屋は、イスラエルの社会と生活の中心であり、神の民イスラエルの存在の土台そのものだった。

 ところで、この幕屋を造るための材料は、全て神の民が「おのおの進んで心からささげる」「献納物」によってまかなわれた。無理やりとか、仕方なくではなく、進んでささげる心のあるところに主なる神は住まわれる。そして、そのような心を持つ人々の集いの中で、主なる神の御栄光と御業は現される。

 今、私達のささげる礼拝と賛美、献金や奉仕は、そういう心から生まれているだろうか? また、私達はそのような心を大切に育てているだろうか?

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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