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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 ヨシュア記14章

聖書日課 ヨシュア記14章(新共同訳 旧約pp.361-362)

 次々と嗣業の地が決まる中で、「エフネの子カレブ」は(6節)、「アナク人」の地ヘブロンを嗣業の土地」として欲しいと申し出た(12~13節)。

 他の部族は、先の戦いで既に勝ち取った場所を嗣業とした。しかし、カレブが申し出たヘブロンは、まだ「アナク人」が支配しており、しかも、彼らには「城壁のある大きな町々」があった(12節)。

 カレブは、イスラエルの指導者ヨシュアと共に、エジプトを脱出した時から今に至るまで「生き永らえ」てきた唯一の存在である。それ以外の民は皆「荒れ野を旅した間」に死に絶えた(10節)。約束の地に入ったのは次の世代である。

 そういうわけで、「四十歳のとき」出エジプトを経験したカレブは(7節)、荒れ野の40年を経て、今「八十五歳」になっていた(10節)。

 もう隠退してもいい歳なのに、そして、既に獲得した地を受け取ればいいのに、カレブはなおもヘブロン「嗣業の土地」として受け取ろうと申し出た。カレブは言う。

「御覧ください。主がモーセにこの約束をなさって以来四十五年、イスラエルがなお荒れ野を旅した間、主は約束どおりわたしを生き永らえさせてくださいました。今日わたしは八十五歳ですが、今なお健やかです。モーセの使いをしたあのころも今も変わりなく、戦争でも、日常の務めでもする力があります」(10~11節)。

 カレブがこのように申し出ることの出来た根拠は、彼自身の中にはなかった。主なる神が「共にいてくださる」ことに根拠があった。

「どうか主があの時約束してくださったこの山地をわたしにください。あの時、あなたも聞いたように、そこにはアナク人がおり、城壁のある大きな町々がありますが、主がわたしと共にいてくださるなら、約束どおり、彼らを追い払えます」(12節)。

 多くの場合、私達は、自分の能力や財力を根拠に物事を判断してしまう。しかし、主なる神が私達と共におられることを根拠に判断すべきである。

 逆に、どんなに自分に能力や財力があっても、主なる神が共におられないなら、その働きは遅かれ早かれ頓挫するだろう。

 カレブは自分が歳をとっていることも、力が弱っていることも言い訳にしなかった。彼は、イスラエルの神、主に従いとおした」(14節)。

 主が私達を、カレブのように、歳をとってもなおイエス・キリストに従い通す者にして下さることを祈り求めよう。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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