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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 ヨシュア記19章

聖書日課 ヨシュア記19章(新共同訳 旧約pp.368-370)

「土地の嗣業の配分」が、ようやく完了した。イスラエルの全ての部族が、晴れて、自分達の領地を得ることになった。この時、イスラエルの人々」は、ここまで自分達を導いてくれたヨシュアに、嗣業の土地を贈った」

「境界線を定めて、土地の嗣業の配分が終わると、イスラエルの人々は自分たちの土地の中からヌンの子ヨシュアに嗣業の土地を贈った」(49節)。

 一国の指導者であれば、広くて住み易い土地を真っ先に貰ってもおかしくない。しかし、ヨシュアは最後だった。しかも、贈られた土地は、広くもなく、住み易くもない所だった。それは「エフライム山地のティムナト・セラ」という町だった。ヨセフの子孫が不平を鳴らした土地である(17章14節)。周辺には未だに手強い敵が住んでいた。

 このような条件の悪い町を、年老いた一国の指導者に贈るというのはひどいと私達は思ってしまう。しかし、これは「主の命令」であり、それに「従って」ヨシュアが自ら「求めた」土地であった。

「主の命令に従って、ヨシュアの求めたエフライム山地の町ティムナト・セラを彼に贈った。ヨシュアは町を建てて、そこに住んだ」(50節)。

 ヨシュアは、カレブと同様に、老いてもなお信仰の勇者であった。彼は、どこまでも主に従い、自ら条件の悪い土地を求め、敵を追い出して、新しい町を建て上げていった。

 それは、まさに信仰によって生きる者のモデルであった。ヨシュアの存在は、未だに追い出すべき敵を抱えながら、新しい国と生活を建て上げていかなくてはならないイスラエルの人々にとって、倣うべき目標であると共に、大きな励ましであったに違いない。勿論、私達にとっても。

「信仰によって、この人たちは国々を征服し、正義を行い、約束されたものを手に入れ、獅子の口をふさぎ、燃え盛る火を消し、剣の刃を逃れ、弱かったのに強い者とされ、戦いの勇者となり、敵軍を敗走させました」(ヘブライ人への手紙11章33~34節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
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