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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 民数記35章

聖書日課 民数記35章(新共同訳 旧約pp.275-277)

 イスラエルの各部族には嗣業の地(相続地)が割り振られたが、レビ人にはなかった。主なる神への務めがレビ人の〈嗣業〉だからである。そのような彼らが住む町々について35章に記されている。

 カナンの地域全体を網羅するかのように「四十二の町」がレビ人の居住地として定められた。また、それ以外に「逃れの町」と呼ばれる「人を殺した者が逃れるための」町が「六つ」用意され、そこにもレビ人が居住した(6節)。

 レビ人は主なる神に奉仕するために選び分かたれた民である。律法にも精通していた。そのような彼らが、イスラエルの各地に分散して住んだのは、主なる神の御言葉を満遍なく伝え教えるためであった。

 単に居住することで国が成立するのではない。住む人々に主なる神の御言葉が留まり、生活化しなければ単なる烏合の衆に終わる。レビ人にはそのための使命が与えられた。

 また、6つの「逃れの町」には、殺人罪を公正に裁くための機能があった。故意の殺人の場合、「殺害者は必ず死刑に処せられる」(16~20節)。しかし、「敵意もなく」過って「人を死なせた場合」には、その人を「血の復讐をする者の手から救い出し」「逃れの町」に留置した(22~25節)。このように適正な処罰を下し、不要な報復殺人をさせないために、「逃れの町」に住むレビ人は、主なる神の御言葉を基準に裁きを行った。

 このようにレビ人の町を定めたのは、主なる神がイスラエルの人々の只中に住まわれる地を汚さないためであった。

「あなたたちの住む土地、わたしがそこに宿る土地を汚してはならない。主であるわたしがイスラエルの人々のただ中に宿っているからである」(34節)。

 新約の時代の私達も、旧約のレビ人のように各地に散在している。キリスト者の働きもレビ人に似ている。私達は主なる神の御言葉を伝えるために「世の光」として置かれている。また、この地がきよめられるように「地の塩」として置かれている(マタイによる福音書5章13~14節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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