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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 ヨハネの黙示録10章

聖書日課 ヨハネの黙示録10章(新共同訳 新約pp.463-464)

 10章から11章14節までは、第七のラッパが吹き鳴らされるまでの挿入部分である。それは、第六の封印と第七の封印の間に挿入されている7章の記事と似ている。

 まず、イエス・キリストの権威を委ねられた「もう一人の力強い天使」(1節)が現れ、「右足で海を、左足で地を踏まえて、獅子がほえるような大声で叫んだ」(2節)と記されている。これは、彼の語る言葉が全世界に及ぶことを意味していると思われる。その時、「七つの雷がそれぞれの声で語った」(3節)とあるが、これは、裁きの宣告のことだろうと思われる。

 すると、この天使は、「右手を天に上げ」(5節)、「天とその中にあるもの、地とその中にあるもの、海とその中にあるものを創造された方」であり、「世々限りなく生きておられる方」である主なる神に向かって誓った(6節)。

「もはや時がない。第七の天使がラッパを吹くとき、神の秘められた計画が成就する。それは、神が御自分の僕である預言者たちに良い知らせとして告げられたとおりである」(6~7節)。

 主なる神は、これまで最後の審判の時を延期してこられた。それは人々に悔い改めの機会を与えるためである。しかし、最早そういうことはなくなった。遂に終わりの時が近づいたと天使は宣告した。

 にもかかわらず、私達は「まだ時はある」と思って生きていないだろうか。そのため、本当の問題になかなか向き合わずにいたり、今を大切に生きようとすることなく、ただ何となくだらだらと、或いは、日常の忙しさに振り回されるがままに日々を過ごしてはいないだろうか。聖書は「もはや時がない」とはっきり言っている。それ故、私達は、終わりの時を意識して生きることが大切である。

 しかし、イエス・キリストを信じる者にとっては、その日は決して恐ろしい審判の日ではない。「それは、神が御自分の僕である預言者たちに良い知らせとして告げられたとおりである」(7節)と言われているように、その日は、罪と悪の最終的な滅びの日であると同時に、私達に約束されている永遠の救いの完成の日だからである。それ故、私達は、この日を待ち望みながら、一日一日を大切に、自分のなすべきことを果たしていきたいものである。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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