聖書日課 テサロニケの信徒への手紙一5章(新共同訳 新約pp.378-379)
「盗人が夜やって来るように、主の日は来る」(2節)とパウロは言う。しかし、主イエス・キリストを信頼し、主の再臨を待ち望んで生きるキリスト者は、「夜にも暗闇にも属して」おらず(5節)、昼に属しているとパウロはテサロニケの教会の聖徒達を励ました。
「しかし、わたしたちは昼に属していますから、信仰と愛を胸当てとして着け、救いの希望を兜としてかぶり、身を慎んでいましょう」(8節)。
その上で、パウロはいくつかの勧めをしている。
第一は、教会の指導者を愛と尊敬をもって重んじ、互いに平和に過ごすことである。
「兄弟たち、あなたがたにお願いします。あなたがたの間で労苦し、主に結ばれた者として導き戒めている人々を重んじ、また、そのように働いてくれるのですから、愛をもって心から尊敬しなさい。互いに平和に過ごしなさい」(12~13節)。
第二は、兄弟姉妹が「励まし合い」、戒め合って、「お互いの向上に心がけ」ることである(11節)。
「兄弟たち、あなたがたに勧めます。怠けている者たちを戒めなさい。気落ちしている者たちを励ましなさい。弱い者たちを助けなさい。すべての人に対して忍耐強く接しなさい。だれも、悪をもって悪に報いることのないように気をつけなさい。お互いの間でも、すべての人に対しても、いつも善を行うよう努めなさい」(14~15節)。
そして第三に、次の勧めの言葉が語られた。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。“霊”の火を消してはいけません。預言を軽んじてはいけません。すべてを吟味して、良いものを大事にしなさい。あらゆる悪いものから遠ざかりなさい」(16~22節)。
日々祈りの生活をし、喜びと感謝を忘れないこと。聖霊に満たされ、御言葉を重んじ、良いものを大事にして、あらゆる悪から遠ざかること。これらを大切にして生きる時、私達は、「光の子、昼の子」(5節)として相応しく歩むことが出来る。
「あなたがたはすべて光の子、昼の子だからです。わたしたちは、夜にも暗闇にも属していません。従って、ほかの人々のように眠っていないで、目を覚まし、身を慎んでいましょう」(5~6節)。
西原新生バプテスト教会
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