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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エズラ記7章

聖書日課 エズラ記7章(新共同訳 旧約pp.731-732)

 エズラ記の最初の6章には、エルサレムに帰還した民による神殿再建工事のことが記されていた。そして、7章からは、それからおよそ60年後、大祭司の子孫で(1~5節)、ペルシア王の「書記官」であったエズラが(6節、11節)、エルサレムに」帰還して行ったことが記されている。

「ペルシアの王アルタクセルクセス」「第七年」「第一の月の一日」(紀元前458年)に、エズラは、「祭司、レビ人、詠唱者、門衛、神殿の使用人」と共にバビロンを発ち、同年「第五の月の一日にエルサレムに到着した」。その4ヶ月の間、彼らは「神の慈しみ深い御手の加護を受けて」約束の地に到着した。

「アルタクセルクセス王の第七年に、イスラエルの人々、祭司、レビ人、詠唱者、門衛、神殿の使用人から成る一団がエルサレムに上り、同王の第七年の第五の月にエルサレムに到着した。彼らは第一の月の一日をバビロン出発の日とし、神の慈しみ深い御手の加護を受けて、第五の月の一日にエルサレムに到着した」(7~9節)。

 何のために、エズラははるばるやって来たのだろうか。10節にその理由が記されている。

エズラは、主の律法を調べ、これを実行し、イスラエルでおきてと定めを教えようとして、心を定めていたからである」(新改訳)。

 エズライスラエルに対する主の戒めと掟の言葉に精通した」学者だった(11節)。また、単に精通しているだけでなく、「これを実行し」た。しかも、彼は、自分が守り行うということに留まらず、イスラエルに掟と法を教える」教師でもあった(10節)。エズラは自らの召命に忠実に従った。彼はエルサレムで、民に「掟と法」「教えよう」「心を定め」、これに「専念した」(10節)。

 神殿は、既に60年前に完成していた。建物としての礼拝の場は、とうの昔に整えられていた。しかし、真の礼拝の場である人々の心には、未だに主の神殿は再建されていないままだった。それ故、エズラは、はるばるバビロンからエルサレムにやって来た。

 真の礼拝の場は、教会堂や形式ではなく、私達の心にある。心の中に主の神殿が建てられるためには、主の教えに耳を傾け、聞き従うことが大切である。御言葉への聴従の大切さは、どんなに強調してもし過ぎることはない。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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