ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 ダニエル書8章15~27節

聖書日課 ダニエル書8章15~27節(新共同訳 旧約pp.1394-1395)

要約
 天使ガブリエルがダニエルに幻の意味を明かした。幻は定められた「終わりの時」に関するもので、「二本の角のある雄羊はメディアとペルシアの王」「雄山羊はギリシアの王」である。その後、「高慢で狡猾な一人の王」「最も大いなる君に敵対」するが、滅ぼされる。

(1) 悟って知れ(15~19節)

 御言葉は正しい解釈を通して更に深く悟ることが出来る。個人的に経験する霊的体験も、正しい解釈があってこそ有益である。ダニエルは「幻を見ながら」、意味が分からなかった。天使ガブリエルが来て「この幻は終わりの時に関するものだ」と語った。「終わりの時」とは、アンティオコス・エピファネスが迫害した期間の終わりを指す。主なる神は400年後に起こることをダニエルに予め啓示されたのである。ダニエルは自分が見た幻を理解出来なかったことだろう。主なる神は、聖徒が更に深く主なる神の御言葉を悟ることを願い、無知な聖徒のために慈しみと憐れみをもって教えられる。聖徒は、いつも謙った姿勢で御言葉を学び、正しい真理の基礎の上に自分を立てていかなければならない。

 御言葉を深く悟るために勉強や研究をする情熱がありますか。霊的な悟りを得るために祈りと御言葉を読む時間を十分に持っていますか。

(2) 高ぶるこの世の王(20~27節)

 聖徒は、聖書の警告の御言葉を心に刻んで霊的に目を覚ましていなければならない。天使ガブリエルはダニエルが見た幻を解釈する。「二本の角のある雄羊はメディアとペルシアの王」「毛深い雄山羊はギリシアの王」、雄山羊の「額の大きな角は第一の王」で、歴史的にアレクサンドロス大王である。大きな角が「折れて」「四本の角」が出てくることは、ギリシア帝国が分かれて「四つの国」になるという意味である。「四つの国の終わり」に起こる「一人の王」(アンティオコス・エピファネス)は、「高慢で狡猾」で、強い権力と「驚くべき破壊」をもって神の民を滅ぼす。彼は「驕り高ぶり」「最も大いなる君」である主なる神に敵対し、結局「滅ぼされる」。主なる神が幻を見せた理由は、神の民を慰め、来たる患難に備えるためである。主なる神の御言葉は必ず成就する。

 ダニエルの幻を通して与えられる警告の御言葉は何ですか。驕り高ぶって主なる神に敵対する人は、結局どうなりますか。

祈り
 ただ御言葉に影響を受けたいと願います。御言葉が心と人生に広がり、御言葉の前に誠実に留まり、正しい教えを受け、「キリストの満ちあふれる豊かさになるまで」成長出来ますように(エフェソの信徒への手紙4章13節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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