ようこそ、西原新生バプテスト教会のブログへ!

沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えます。

聖書日課 ダニエル書6章

聖書日課 ダニエル書6章(新共同訳 旧約pp.1390-1392)

 バビロンの王ベルシャツァルが滅び、メディア人ダレイオスが王国を継いだ(1節)。ダニエルは、その王にも重んじられ、全国を治める120人の総督を監督する3人の大臣の一人とされていたが(2~3節)、その3人の中でも特に傑出していたため、王は彼に王国全体を治めさせようとした(4節)。

 すると他の大臣や総督は、ダニエルを妬み、何とかして彼を陥れようと謀った(5節)。彼らはダレイオス王に進言し、今後30日間は王以外の何者をも拝んではならず、これに背いた者は獅子の洞窟に投げ込まれるという禁令を発布させた(8~10節)。

 さて、この知らせを聞いたダニエルはどうしただろうか。

「ダニエルは王が禁令に署名したことを知っていたが、家に帰るといつものとおり二階の部屋に上がり、エルサレムに向かって開かれた窓際にひざまずき、日に三度の祈りと賛美を自分の神にささげた」(11節)。

 少しも慌てたり、騒いだりすることなく、「いつものとおり」。これがダニエルのしたことであった。私達なら、慌てふためいて、どこかに逃げ込んだり、誰かに頼ったりして、大騒ぎするかも知れない。しかし、ダニエルは全く落ち着いていた。そして、捕えられても何も言わずに、獅子の洞窟に入って行った(17節)。

 この時慌てたのは寧ろダレイオス王の方であった。ダニエルを信頼していた王は、その夜は一睡も出来ず、食事すら喉を通らなかった(19節)。そして、夜が明けるやいなや、王は獅子の洞窟に行き(20節)、不安に満ちた声でダニエルにこう呼びかけた。「ダニエル、ダニエル、生ける神の僕よ、お前がいつも拝んでいる神は、獅子からお前を救い出す力があったか」(21節)。

「お前がいつも拝んでいる神」。時が変わり、支配者が移り変わっても、ダニエルがいつも信頼され、重んじられ続けた秘訣、命の危険さえある危機的状況の中でも、ダニエルが常に平静を保ち続けることが出来た秘訣は、まさしくここにあった。それは彼がいつも、どんな状況の中でも、主なる神を拝し、主なる神を畏れ敬い、主なる神と共にいたという一事に尽きる。ダニエルの「いつものとおり」の生き方が、それを物語り、王の前にも明らかに証しされていたのである。宣教とは、言葉であると共に、生き方であることがここに示されているのではないだろうか。私達は、いつも何を畏れ、何を拝し、何を求めているだろうか。主なる神を畏れ、敬い、拝しつつ、主と共に歩み続けたいものである。