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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 ダニエル書8章1~8節

聖書日課 ダニエル書8章1~8節(新共同訳 旧約p.1394)

要約
 再びダニエルは幻を見た。「二本の角」のある「雄羊」が四方に突き進むと、どんな「獣」も立ち向かえなかった。すると、額に角のある「雄山羊」が現れ、雄羊を打ち倒した。その後、雄山羊の大きな角が折れ、その代わりに四本の角が生え出た。

(1) 雄羊の幻(1~4節)

 主なる神はあらゆる国家の栄枯盛衰を治められる。ダニエルは「バビロンの王ベルシャツァル王の治世元年」に最初の幻を見た後(7章1節)、「治世第三年」に再び「幻を見た」。彼は「エライ州の都スサ」にいたが、なお幻を見ていると、「ウライ川のほとり」だった。まるでエゼキエルがバビロンでエルサレムの神殿を見たのと同じような幻である。彼は、ウライ川のほとりで「二本の角が生えていた」「一頭の雄羊」を見た。「一本は他の一本より更に長く」、長い方は「後ろの方」から出てきた。その雄羊が「西、北、南に向かって突進し」た。「二本の角」を持つ「雄羊」は、「メディアとペルシアの王」を意味する(20節)。この2つの帝国にはどんな国も立ち向かえないように思われた。しかし、メディアもペルシアもギリシアに滅ぼされる。私達は人類の始まりと終わりに関する主なる神のご計画を、聖書を通して見ることが出来る。

 聖書を通して時代を読む洞察力を得ていますか。今、あなたが生きている時は、終わりの時にどれほど近いと考えていますか。

(2) 雄山羊の幻(5~8節)

 人類の歴史は栄枯盛衰を繰り返すが、神の国は永遠である。ダニエルは「雄山羊」の幻を見た。雄山羊の「額には際立った一本の角」があった。雄山羊が「激しい勢いで」雄羊に「突進し」「二本の角」をへし折って「踏みにじ」ると、「雄羊を救い出すものはなかった」。しかし、その後、雄山羊が「非常に尊大にな」ると、大きな角が折れ、「その代わりに四本の際立った角」「天の四方に向かっ」て生え出た。雄山羊はギリシアを象徴し、「際立った一本の角」アレクサンドロス大王を指している(21節)。メディアもペルシアも、主なる神が定めた時にギリシアによって滅ぼされた。強くなっていったギリシアも、アレクサンドロス大王の死と共に、四つの国に分かれた。聖徒は、変化の尽きない世の国ではなく、永遠の国に望みを置いて生きるべきである。

 激変するこの世の中で、不変の真理である御言葉を昼も夜も口ずさんでいますか。神の国を待ち望み、予期しない変化に立ち向かっていますか。

祈り
 御言葉は一つも地に落ちることはなく、主の時間は正確であることを告白します。主の主権の下に跪き、日々御言葉に従うことが出来ますように。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119

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