聖書日課 ダニエル書4章8~18節(新共同訳 旧約pp.1386-1387)
要約
王はダニエルに自分の夢を語る。天に届くほどの木があり、見張りの天使が天から降って来て、木を切り倒して根株だけを残すよう命じた。これはいと高き神が、人間の王国を支配しておられることを知らせるものである。
(1) 主なる神に支えられたダニエル(8~9節)
聖徒は、聖霊に満たされた生活を通して世に主なる神を現す者である。バビロンの知者が王の夢を解き明かすことの出来ない状況の中にいる時、ダニエルが王の前に出た。王はダニエルを「ベルテシャツァル」と呼んだ。「ベルテシャツァル」という名には、バビロン最高の神であるベル、またはマルドゥクに嘆願するという意味があった。王は、ダニエルの名を変えて、彼の考えと信仰をバビロン化しようとした。しかし、そのようには出来なかった。寧ろ王は、主なる神に仕えるダニエルの助けを受けなければならなかった。また、王はダニエルに「お前には聖なる神の霊が宿って」いると言っている。ダニエルを通して働かれる主なる神の御力を見たからである。主なる神の御力と知恵に満たされた聖徒は、この世の中で光と塩の役割を果たす。
聖霊の臨在の中で生きていくキリスト者となることを願い、祈っていますか。信じていない人に良い信仰者の手本を示していますか。
(2) 王の第二の夢(10~18節)
主なる神は、絶対的主権者として私達の人生を御覧になり、評価される。ネブカドネツァル王がダニエルに夢の内容を語った。「大地の真ん中、一本の木が生えて」おり、「葉は美しく茂り、実は豊かに実」り、「野の獣」がその下で憩い、「生き物はみな、この木によって食べ物を得た」。ところが、突然、天から「聖なる見張りの天使」が「降って来」た。「見張りの天使」は、常に目を覚まして人間を見ておられる主なる神の御使いである。「天使」は、「この木を切り倒し、枝を払い/葉を散らし」、獣と鳥を全て「追い払」った後、根株だけを残した。また、ネブカドネツァル王は、木の姿と共に、「獣の心」を「与えられ」た者が「七つの時」を過ごす姿を夢で見た。見張りの天使は、「人間の王国を支配するのは、いと高き神であり」、主なる神は「御旨のままに」高くも低くもされると宣言している。
主なる神がいつもあなたを見ておられることを知って、あなたの生活はどう変わりますか。主なる神の御前にいつも謙っていますか。
祈り
この世で、主なる神を畏れ敬う心が最も強く、主なる神に従う知恵が最も尊いことを告白します。神の民として、いと高き神を更にほめたたえて歩むことが出来ますように。
西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00
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