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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編104編

聖書日課 詩編104編(新共同訳 旧約pp.941-942)

 私達は食べることによって生きている。毎日食べることなしに生きることは出来ない。

 しかし、今日私達のもとに食べ物があるということは奇跡である。毎日「太陽」が昇ること、季節に従って雨が降り、適度な気温が保たれていること、田や畑を耕す人、「家畜」を育てる人がいること、流通に関わる人がいること、そして、その中に平和と調和が保たれていること、そのどこに支障があっても、私達の食卓に食べ物がやって来ることはない。

「主は天上の宮から山々に水を注ぎ/御業の実りをもって地を満たされる。家畜のためには牧草を茂らせ/地から糧を引き出そうと働く人間のために/さまざまな草木を生えさせられる」(13~14節)。

 私達は毎日当たり前のように食べている。しかし、そこには、主なる神が毎日行っておられる創造の業、私達のために作って下さっている平和がある。

 飢えで苦しむ方々のことを思う。私達は彼らを無視してはならない。彼らのところに平和と食物が届けられるよう、私達に出来ることを行えますように。

 また、イエス・キリストは次のように言われている。

「わたしは、天から降って来た生きたパンである。このパンを食べるならば、その人は永遠に生きる。わたしが与えるパンとは、世を生かすためのわたしの肉のことである」(ヨハネによる福音書6章51節)。

 肉を生かす「パン」があるように、霊を「永遠に生」かす「パン」がある。それがイエス・キリストだというのである。私達の肉の命のために食物を備えて下さる主なる神は、私達の霊をも慈しみ、これを「永遠に生」かすためにイエス・キリストを遣わして下さった。

 未だイエス・キリストを知らず、霊の飢餓に苦しんでいる人々がいる。イエス・キリストはそのお一人お一人にこの「生きたパン」を届けようとしておられる。私も、そのためになすべきことをすることが出来ますように。

祈り
 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの大きな愛と慈しみに包まれ、赦されて御前にあることを心から感謝致します。

 主よ、あなたは、「太陽」を昇らせ、雨を降らせ、風を吹かせて私達のために食物を作って下さいます。生産や流通に関わる人々を祝福し、そこに平和と調和を与えられます。このようにして、私達は毎日食べることが出来ます。今日、私達の目の前にある食物は、あなたが与えて下さっている奇跡です。

 また、あなたは私達の肉の体を気にかけて下さるだけでなく、霊をも慈しんで下さり、この飢え渇いた霊に、「命のパン」であるイエス・キリストを与えて下さいました。イエス・キリストの十字架の愛によって、私達は命をいただき、あなたと共に「永遠に生きる」者としていただきました。あなたの大きな愛に心から感謝を献げます。

 主よ、肉の食物、そして霊の食物に事欠き、苦しんでいる人々がいます。あなたが願っておられるのは、そのどちらをも満たすことではないでしょうか。あなたが与えよう、注ごうとしている絶大な恵みを阻むものがあります。

 主よ、どうかそれらを打ち砕き、お一人お一人に必要な肉の食物、霊の食物をお与え下さい。そして、私達一人一人が、そのためになすべきことを行うことが出来ますよう、力づけて下さい。

 感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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