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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編43編

聖書日課 詩編43編(新共同訳 旧約pp.876-877)

 敵に虐げられ、「嘆きつつ行き来する」状況に陥った詩の作者は祈った。

「神よ、あなたの裁きを望みます。わたしに代わって争ってください。あなたの慈しみを知らぬ民、欺く者/よこしまな者から救ってください」(1節)。

 恐ろしくて逃げ出すか、怒りと憎しみに駆られて反撃するか、それとも諦めてなされるがままにしてしまうか…、作者はこれらのどれでもない道、即ち、主に依り頼み、主の裁きを待ち望み、主が自分に代わって戦ってくれることを祈り求めた。

 それは、この作者にとって、主なる神は「わたしの神」だからである。作者はそれをこの短い詩の中で何度も繰り返している。

「あなたはわたしの神、わたしの砦。なぜ、わたしを見放されたのか。なぜ、わたしは敵に虐げられ/嘆きつつ行き来するのか」(2節)。

「神の祭壇にわたしは近づき/わたしの神を喜び祝い/琴を奏でて感謝の歌をうたいます。神よ、わたしの神よ」(4節)。

「なぜうなだれるのか、わたしの魂よ/なぜ呻くのか。神を待ち望め。わたしはなお、告白しよう/『御顔こそ、わたしの救い』と。わたしの神よ」(5節)。

 このような「わたしの神」という言葉の繰り返しの中には、他の何者でもなく、主なる神を選び、主なる神にのみ依り頼んで生きようとする作者の強い覚悟と深い決心が込められているに違いない。確かに、信仰には、このような覚悟と決心が大切である。主なる神を心から愛し、主なる神にのみ依り頼む覚悟と決心が。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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