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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 詩編3編

聖書日課 詩編3編(新共同訳 旧約p.836)

 ダビデは多くの詩を残した。第3編もその一つである。表題にダビデがその子アブサロムを逃れたとき」と記されているように、この詩は、ダビデ王が実の息子によって命を狙われ、都エルサレムを離れなければならない羽目に陥った時に詠まれたもののようである。

「【賛歌。ダビデの詩。ダビデがその子/アブサロムを逃れたとき。】主よ、わたしを苦しめる者は/どこまで増えるのでしょうか。多くの者がわたしに立ち向かい/多くの者がわたしに言います/『彼に神の救いなどあるものか』と。[セラ」(1~3節)。

 自分の命を狙う敵が、愛する自分の息子であるという悲劇と落胆、そして深い葛藤。ダビデは、イスラエルの王としての自分とアブサロムの父親としての自分との間の葛藤に、悩み苦しみ痛んでいた。

 しかし、ダビデは一人でこの苦しみ悩みの中に落ち込んでいたわけではない。彼は、主に向かって呼びかけ、主に向かって叫び祈った。つまり、四方八方を塞がれても、上(天)はいつでも開かれている。主なる神への道はいつでも開かれている。だからダビデはこう祈った。

「主よ、それでも/あなたはわたしの盾、わたしの栄え/わたしの頭を高くあげてくださる方。主に向かって声をあげれば/聖なる山から答えてくださいます。[セラ 身を横たえて眠り/わたしはまた、目覚めます。主が支えていてくださいます。いかに多くの民に包囲されても/決して恐れません」(4~7節)。

 これは主なる神に対するダビデ信仰告白でもあった。そして、主なる神への信仰が動き出す時、そこに祈りと確信が湧き上がった!

「主よ、立ち上がってください。わたしの神よ、お救いください。すべての敵の顎を打ち/神に逆らう者の歯を砕いてください。救いは主のもとにあります。あなたの祝福が/あなたの民の上にありますように。[セラ」(8~9節)。

 ダビデの強さの秘訣はここにあった。主なる神への信仰は、現実の問題の只中で主なる神への祈りを湧き上がらせ、勝利を確信させるものである。この原則は、今私達の現実の中にも働くことを、あなたはご存知だろうか。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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