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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 ヨブ記39章

聖書日課 ヨブ記39章(新共同訳 旧約pp.828-830)

 前章で「わたしはお前に尋ねる、わたしに答えてみよ」とヨブに迫った主なる神は(38章3節)、続いて、天と地におけるご自身の創造の御業をヨブに示しながら、「知っていたというなら/理解していることを言ってみよ」と問いかけた(同4節)。

「大地」「海」を創造され(同4~11節)、太陽を昇らせて光を照らされる主は(同12~15節)、世界を「隅々まで」知っておられ(同16~21節)、天候を治め(同22~30節)、天の星座の運行を支配される御方である(同31~38節)。

 また、主なる神は、動物の世界をも治められる御方であり(同39~41節)、その生態を知り、出産を見守り、獅子、烏、山羊、鹿、ろば、野牛、駝鳥、馬、鳥など、全ての動物に自由を与え、力を与え、その成長を見守られる御方である。

「お前は岩場の山羊が子を産む時を知っているか。雌鹿の産みの苦しみを見守ることができるか。月が満ちるのを数え/産むべき時を知ることができるか。雌鹿はうずくまって産み/子を送り出す。その子らは強くなり、野で育ち/出ていくと、もう帰ってこない。誰が野生のろばに自由を与え/野ろばを解き放ってやったのか。その住みかとして荒れ地を与え/ねぐらとして不毛の地を与えたのはわたしだ。彼らは町の雑踏を笑い/追い使う者の呼び声に従うことなく/餌を求めて山々を駆け巡り/緑の草はないかと探す」(1~8節)。

 天を見上げる時、私達はその広大さと不思議さに圧倒され、恐れと畏敬の念を覚える。また、地上の自然に目を留める時、その緻密さと美しさに、驚きと感動を覚える。

 科学が発展したとはいえ、私達は、宇宙と自然界の全てを知り尽くしたとは、到底言うことは出来ない。いや、寧ろ知れば知るほど、その神秘さと緻密さと美しさに、主なる神への恐れと畏敬の念、そして、主なる神の御業に対する驚きと感動の思いを抱くようになるのではないか。

 主なる神が願っていたことは、そういう驚きと感動、畏れと敬いの心を、ヨブの中に再び湧き上がらせることであったに違いない。

「ただひとり/驚くべき大きな御業を行う方に感謝せよ。慈しみはとこしえに。英知をもって天を造った方に感謝せよ。慈しみはとこしえに」(詩編136編4節)。

祈り

 愛する天のお父様、あなたの尊い御名を心からほめたたえます。今日もあなたの慈しみの中にこの罪深い者を置き、憐れんで御前に引き出して下さったことを心から感謝致します。

 主よ、山羊や鹿が生まれるのを見守っておられるあなたは、私が生まれた時も見守って下さっていました。そして、罪に倒れ、罪の中に死んでいた者の中に神の子の実存を生まれさせて下さいました。

 主よ、あなたは生きておられます。私を握って下さっています。どうか、この心の暗闇の隅々にあなたの光を照らして下さい。

 苦しみの中にある方、痛みと悩みの中にある方が、あなたの温かな目を知ることが出来ますように。見守り、支えておられるあなたの御手を知ることが出来ますように。

 心から感謝して、尊いイエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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