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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 エズラ記10章

聖書日課 エズラ記10章(新共同訳 旧約pp.736-738)

 エズラ記は、イスラエルの民による罪の悔い改めと、そのために異邦人の妻子と離縁した人々のリストをもって終わっている。

 エズラ「涙ながら」の真剣な祈りと悔い改めは、人々の心を動かし、やがて民全体へと広がっていった。「男」「女」「子供」も、人々は皆「彼のもとに集まり」「激しく泣」きながら主の御前で祈った。

エズラは神殿の前で祈り、涙ながらに罪を告白し、身を伏せていた。イスラエル人が彼のもとに集まり、男、女、子供から成る非常に大きな会衆ができた。この人々も激しく泣いていた」(1節)。

「衣とマントを裂き、髪の毛とひげをむしり」、食事もとらずに「ぼう然として座り続けた」エズラの姿を見て(9章3~4節)、人々は動揺した。「主に向かって手を広げ」(同5節)、人目を憚らずに、涙を流して自分達の罪を告白するエズラの祈りを聞いて、人々の心は激しく揺り動かされたのである。

 悔い改めや信仰復興(リバイバル)は、起こそうとして起こるものではない。牧師や指導者をはじめとするキリスト者の真実な悔い改めと祈りが原動力となって、教会全体を、そして社会全体を根底から揺り動かしていく。

 その時、会衆の中の一人がエズラのもとに来て言った。

エラムの一族のエヒエルの子シェカンヤはエズラに言った。『わたしたちは神に背き、この地の民の中から、異民族の嫁を迎え入れました。しかしながら、今でもイスラエルには希望があります。今、わたしの主の勧めと、神の御命令を畏れ敬う方々の勧めに従ってわたしたちは神と契約を結び、その嫁と嫁の産んだ子をすべて離縁いたします。律法に従って行われますように。お立ちください。あなたにはなすべきことがあります。協力いたしますから、断固として行動してください』」(2~4節)。

 真実な悔い改めと祈りが、激しく痛み悲しむ人々の心に希望と勇気を湧き上がらせ、主と主の教えに従う決心をさせた瞬間である。

「神の御心に適った悲しみは、取り消されることのない救いに通じる悔い改めを生じさせ、世の悲しみは死をもたらします」(コリントの信徒への手紙二7章10節)。

「わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを」(ローマの信徒への手紙5章3~4節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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