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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 列王記下8章

聖書日課 列王記下8章(新共同訳 旧約pp.589-591)

「シュネムという町に、「一人の裕福な婦人」が住んでいた。彼女は、預言者エリシャをいつも丁重にもてなした(4章8節)。それ故、主なる神はこの人を祝福し、彼女に子供を授けた(同16~17節)。ところが、或る日その子が突然「死んでしまった」(同20節)。それに対し、エリシャが「主に祈」ると、その子は再び息を吹き返した(同33~35節)。

 それから暫くして、エリシャは、この婦人の家を訪れて言った。

「あなたは家族と共に立ち去り、住める所に移り住みなさい。主が飢饉を呼び起こし、それはこの地にも及んで七年も続くからだ」(1節)。

「婦人は直ちに」その地を「立ち去り」ペリシテ人の地に七年間住んだ」(2節)。ところが、「七年たって」町に帰ってみると、自分の家も畑も他の人が住み着いていた。そこで、困り果てた彼女は、「自分の家と畑の返還を求めて」王に「訴え出た」(3節)。「主なる神の導きに従って生きているのに、どうしてこんな災難に見舞われなくてはならないのか?」そう思っても仕方のないような状況である。

 ところが、不思議な事が起こった。彼女が王のもとに行くと、そこにエリシャの「従者ゲハジ」が呼び出されて、「エリシャの行った大いなる業」について王に説明していた。しかも、ちょうど、エリシャが「死人を生き返らせたことをゲハジが王に語り聞かせている」ところであった(4~5節)。

 ゲハジは驚いて言った。

「わたしの主君、王よ、これがその婦人です。またこれがその子で、エリシャはこの子を生き返らせたのです」(5節)。

 そこで、「婦人は王の求めに応じてその事実を」証言した(6節)。すると、王は直ちにこう命じた。

「この婦人の物をすべて返しなさい。またこの地を後にした日から今に至るまでの畑のすべての収穫も返しなさい」(6節)。

 何という奇跡、何というタイミングだろう! 主なる神は、決してこの婦人を見捨てておられなかった。主なる神は、導きに従って生きる者と共にいて、全ての必要を満たして下さる御方である。

「主よ、御名を知る人はあなたに依り頼む。あなたを尋ね求める人は見捨てられることがない」(詩編9編11節)。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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