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沖縄県中頭郡西原町にあるプロテスタント教会です。毎週日曜日10:30から礼拝をささげています。家のような教会で、御言葉の分かち合いと祈りを大切にしています。2022年9月に伝道開始50周年を迎えました。

聖書日課 サムエル記上30章

聖書日課 サムエル記上30章(新共同訳 旧約pp.477-478)

 ペリシテ人の戦線から離脱させられたダビデたちは、自分たちの町ツィクラグに帰って来た。ところが、彼らの留守中にアマレク人の手によって「町は焼け落ち、妻や息子、娘たちは連れ去られて」いた(3節)。

 彼らは「声をあげて泣」いた。「ついには泣く力もなくなっ」てしまうほど泣いた(4節)。すると、兵士たちは、悲しみと怒りの余り、ダビデを石で打ち殺そうと言い出した」ダビデペリシテ人の町になど来なければ、このような目に遭わずに済んだ筈だと言いたかったのだろう。

ダビデは苦しんだ」。ところが、聖書はここで「だが、…」と記している。

「兵士は皆、息子、娘のことで悩み、ダビデを石で打ち殺そうと言い出したので、ダビデは苦しんだ。だが、ダビデはその神、主によって力を奮い起こした」(6節)。

 家族も財産も奪い去られ、仲間からも「石で打ち殺」されようとしている絶望のどん底だったにもかかわらず、ダビデは再び「力を奮い起こした」! 彼の「神、主によって」!

 いや、もしかしたら、そのような絶望のどん底に陥ったからこそ、ダビデはそれまでの恐れや絶望的な思いから解放され、再び奮い立って主に依り頼み、主の導きを求めて突き進むことが出来たのかも知れない。

 ダビデは、早速祭司を呼び寄せて主の託宣を求めた。すると主は、「追跡せよ。必ず追いつき、救出できる」という約束を下さった(8節)。ダビデと兵士たちは、この言葉に奮い立ち、家族と財産を取り返すためにアマレク人を追跡した。そして、遂に彼らの陣営を見つけ、全ての財産と家族を無事取り戻した(16~20節)。

 ダビデは、敵から奪い取った多くの戦利品を、共に「戦いに出て行った者」にも「荷物のそばにとどまっていた者」にも平等に分かち合うよう命じた(23~24節)。また、ユダの町々の長老たちにも「戦利品の中から贈り物」を贈った(26~31節)。こうして、信仰と勇気を取り戻したダビデは、再び祖国イスラエルへと向かい始めた。ダビデがユダの王として立つ日が、いよいよ近づいていた。

西原新生バプテスト教会
主日礼拝 毎週日曜日10:30~12:00

〒903-0121 沖縄県中頭郡西原町内間27-2
電話・FAX 098-946-0119
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